自己認識の夜明け 其の弐
Snapped. 切れる 話し相手が、同じ様な愚痴を繰り返し繰り返し話すのを聞いてるのは、拷問だ!と思う事もあるんじゃないでしょうか? 『自分は結構、我慢強い方だ』 と思って聞いていても段々に、 『もういい加減にしてよ!』 と言いたくなる気持ちが入道雲のようにモクモクと・・・なんて事もありませんか? 人間だから不思議じゃないですよね。 でも、そう思ったとこで違うのは、 『切れてしまう』 のか、それとも辛抱強く、 『早く終わればいいのに。』 と思いながらも最後まで聞いてあげるのか。 私にもありました。『早く終わればいいのに・・・』と思わずに、はじけてしまったこと・・。 『バリバリのOL時代』 に😓 派遣元会社に勤めていた私は、派遣先の会社から、派遣社員の不出来を愚痴られたり、怒られたり・・・。「何で私が怒られるのか」 理不尽な仕事だと思う時もありましたが、仕事ですから仕方ないですよね。その場、その場を上手に切り抜けてました。 派遣社員からも勿論、色々な職場での不都合や、仕事についての不満が出るので、それを双方が上手くいくようにじっくり話を聞きます。 私が担当した派遣社員の人たちを今でも背後にあったストーリーと共に覚えています👩 中でも、印象に深く残っているのが、秘書の仕事で登録してくれた Aさん ・・・・としましょう。 彼女は、高校時代をアメリカへ留学をした経験があって、英語が得意でした。 英語の出来る人を求めていた会社へ何回か派遣したわけですが、どうもいつもそこの上司に反抗的な態度を取るらしく、クレームを頂きました。 彼女と何回か話し合い、私を信頼してくれてか、食事を一緒に取ったこともありました。 その度に気づく事があったんです。 Aさん は、うちの会社の派遣社員になる以前に働いていた所の直属の上司をべた褒めにするんです。 そんなに素晴らしい上司なら何でそこを辞めたのか・・・。 はっきりとした事情は尋ねませんでしたし、彼女も話しませんでした。 結局、最後に紹介したところも契約の途中で辞める事になり、彼女と今後の話をしたのですが、相変わらず以前の上司がどんなに素晴らしく、それを超える上司に巡り合えないと言う愚痴をこぼし始めました。 そこで、わたし・・・。 ...