投稿

ラベル(犬種について)が付いた投稿を表示しています

チェコの犬事情

イメージ
フト気づくと 今、我が家にいる犬たちはみんな垂れ耳でした😄 何で今頃そんな事?って? 🙄 実はブログにも何回か書いてますが、私は立ち耳の犬が好きなのです。 『狼好き』 ・・・ 『 ”狼王ロボ” 好き』 高じて、と言うのが正しいのか、とにかく狼に影響されて子供の頃は北海道犬、四国犬、甲斐犬が飼いたい憧れの犬種でした。 うちに犬はいなかったけど、隣りの犬のペットシッターしたり、知人の家のコリーのお散歩に一緒に連れてってもらったり😅 近所に警察犬訓練所があって、シェパードをよく見かけるようになって、シェパードもいいな、と思い始めました。 だから、サトレラパパと犬を飼おうと言う話になった時、シェパードも候補にあげました。サトレラパパは骨格的にGSDの腰の角度があまりにも不自然で加齢とともに何かしら身体に故障が出てきて長生きは出来ないと言って、賛成はしませんでした。 インターナショナルドッグショーを見に行って実際にリンクを走るGSDを見て私は勿論、サトレラパパもショックを受けました。当時は、ショー系だのワーキング系だの詳しく知りませんでしたしね😅 このビデオは海外のショーですけどこんな感じで、もっと腰を左右にゆらゆら揺らしながら走ってるように見えました。 まぁ、そんな訳でシャイロ・シェパードのサトリが家族になったわけです。 シャイロに決めるまで色々犬種を見てみました。サトレラパパからの条件はひとつだけ。 遺伝疾患が少ない犬種 。 子供みたいですが、私は立ち耳の犬を一生懸命探しました🤨その時、見つけたのが 【ボヘミアン・シェパード】 ”チョドスキー・ぺス” とも言います。 (チェコ語で犬=ぺス(pes)です) "ボスドッグ サトリの森" の <コミュニティー> の所に犬種のビデオあります。 さて、ここからが本題なんですが・・・。 犬を迎える前には、下調べが大事ですよね。私も、シャイロに行く着くまでに時間をかけてリサーチしました。 そして、渡米してカンガルドッグのペーハを迎える時にもこう言う田舎生活に必要な犬種ってなんだろう・・・と色々な犬種見ました。そして、それぞれの犬種のブリーダーにもコンタクトもしました。 そして、ペーハの後継者ならぬ後継犬種を探してた時気づいたんです。 日本にいる時の、 ボヘミアン・シェパード 、渡米してからの ホファヴァル...

どうしても気になる!🤔

イメージ
昨今、多くのアメリカや日本の大手  ”マスゴミ”  は、偏った報道しかしないし、エイプリルフールでもないのに大嘘ついて厚顔無恥をさらすどっかの国の「〇大〇領候補」もいるし 情報も過多で何が本当で、誰が真実を述べているのかを自分で調べて見定めなくてはいけない時代となりましたね。これも、テクノロジーの進化の弊害のひとつでもあるのでしょう。 犬に関しても似たような事起きてますよね。 例えば「賢い犬種」と言うタイトルを日本語でも英語でも見ますが、一体何を基準に賢い犬種としてるのか、全部を読んでるわけではないのでわかりませんが、”賢い犬種” だって、個体によって違いますからね。それに、”賢い犬” ほど、飼うのは難しいです。 だから、書かれている事を鵜呑みにしないで自分でちゃんと調べたり、又は友人と情報交換をして出来るだけ事実から離れない努力をしたいと思ってます。 本題に入りたいと思いますが、実は、ずっと前から気になる事があったのです。 それは、 犬種名について 。 特に自分が飼ってた犬や、好きな犬種に関しては正しく言って欲しいと思います😉 まずは、これ! ここでは勝手に修正コメント入れちゃいました😅 【Biewer Terrier(ビーバーテリア)】 です。 販売価格はともかく・・・・。 確かに英語的発音では、この広告にある 「ビューワー」 となりますし、実際、アメリカでこの犬種を紹介しているYouTubeでも、AIが読んでるのは 「ビューワー」。 しかしですね🤨 この犬種は、ドイツ人のヨーキーブリーダーのヨーキーから生まれた犬がきっかけでアメリカケンネルクラブ(AKC)が2022年にヨーキーとは違う独自の『犬種』と認めた新しい犬種なんです。日本にもブリーダーがいるようですが、ブリーダーも「ビューワー」と言ってるのでしょうかね?そのドイツ人の名前を取ったので、英語読みではなくて、 ビーバー 、となります。ドイツ語を学んでいる方だとおわかりかと思いますが、ドイツ語では ”W” は ”V” の発音になります。 AKCのサイトでも、Biewer Terrierのページを見て頂ければ、ちゃんと 「beaver」 と発音する旨、書いてあります。 参考:AKCのこの犬種のページの ”About the Breed”   これから、日本でも広まっていくのなら、早いうちに間違いは直して...

飼い主目線の犬種紹介 チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

イメージ
我が家で初めて飼った小型犬。 レイラ 実家に近いところにあって、よく立ち寄った犬と猫の生体販売をしていたお店。(もう、私たちの渡米前に閉店してましたが)そこで運命的に出会ったのが(売れ残っていた)チャイニーズ・クレステッド・ドッグ、短縮して、チャイクレ・・・のパウダーパフ。 チャイクレがどんな犬種かご存じない方の為に簡単に犬の図鑑からご紹介。 ヘアレスタイプ と パウダーパフタイプ に分けられ、ヘアレスタイプは、立ち耳がほとんどですが、パウダーパフタイプは、垂れ耳の個体もいる。  上3枚は全身毛でおおわれた「パウダーパフ」 下3枚は一般的に知られている「ヘアレス」 体高は、♂️28~33cm、♀️23~30cm、体重は5.5kg以下が理想 明朗快活で感受性が強く、繊細な性格。飼い主に対して愛情深く従順で、非常に穏やかな性格。一方で、警戒心が強く内向的で臆病な一面がある。攻撃性は低いものの、見知らぬ人に吠え立てることは少なくない。 激しい運動や多くの運動量をあまり必要としません。散歩は1日に20分程度で十分とされています。また、寒さには非常に弱いので、冬は室内での運動のみでも十分です。 気をつけておきたい病気・ケガ 虫歯などの口腔内の病気 骨折や脱臼 大腿骨骨頭壊死(レッグ・ペルテス)や肘・膝関節形成不全 こんなのもありました「日本と世界の犬のカタログ」より 赤線が飼い主目線でのレイラ 以上です。 大方、そうかな?と思いますが、この図に関してのレイラについては、 初心者向き ② =結構ハイパーなので、可愛いからと甘やかすと後が大変だと言う意味で ② です。 友好的 ② =レイラの場合、ちょうど社会化時期に避妊手術をした後、足の手術したリハビリの時期とも重なり他の犬や、街へ連れ出すことが出来なかったからビビリでした。 訓練されるのが好き ⑤ =おやつが大好きだったから、トレーニングは早く入るし、物覚えもよかったです。やる気満々。 晩年でも初めてのコマンド、すぐに覚えてくれました。 お散歩が好き ③ = ③ にしたのだけど、考え直すとレイラはお散歩好きだったから ⑤ でもよかったかも😊と思いました。 『寒さには非常に弱い』 ともありますが、それはヘアレスでパウダーパフのレイラは寒さに弱い、とは思いませんでしたよ。元気な犬種だから、問題行動を起こさせないためにもお...

飼い主目線の犬種紹介 護畜犬 (その2 トルニャック)

イメージ
 まずは、 「トルニャック」 (Tornjak) と言う犬種をご存じでない方の為に簡単に説明させて頂くと・・・。ここアメリカでも、知らない人多いです。うちのトルニャックたちに会った人がまず聞くのは 「グレートピレニーズ?」 「ピレニーズミックスですか?」 が一般的かな? キャス(♂️) エリ(♀️) そう言う感じですか?日本で見るピレニーズは一般的には白一色ですが、実際には他の色のマークが入っているのもいるんですよ。 参考までグレートピレニーズ 同じくピレニーズ さて、犬種紹介の記事や動画で説明されているトルニャックについてを簡単にまとめますが・・。 原産地 : ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、クロアチア 。記録では1062年にこの犬種が記されていると言う事です。 国際畜産連盟、FCI(FEDERATION CYNOLOGIQUE INTERNATIONALE)に正式公認犬として認められたのは、2017年11月。最近の事でもあります。 性格: 気質が安定している。頑固。粘り強い。物静か。油断しない。警戒心強い。 英語版のWikipedeaによれば、 「人間の家族に対して、非常に愛情深い。群れで生活しているときは、群れのメンバー間で争うこともなく、非常に社交的である。見知らぬ人や他の動物に対しては、基本的に過度に攻撃的ではありません。しかし、いざというときには断固とした態度をとり、より強力なライバルを見境なく攻撃することもある。」 キャス も、 エリ も最後の所の 「いざというときに・・・」 の下りは何とも言えません。今までそんな経験をしないですんでいるからです。 でも、キャスの異父兄にあたるトルニャックが1歳半の時に、子牛を守ろうと攻撃をかけてきた母牛と人間の家族の間に入り込んで大惨事になるのをふせいだ話が、チェコの雑誌に取材されたので、そう言う勇敢な犬でもある事は証明されてます。 キャス は、おっとりタイプで、我が家に来て数週間、数回🐔にちょっかいを出そうとしたところを叱られてから今まで一度も、🐔をもてあそぶような事はしませんが、エリはもうすぐ4歳になるのに、90%くらいしか信用できません。 護畜犬でも鳥類と絆を結ぶのは難しいらしく、全く鳥の護畜犬にはなれない個体もあるらしいです。 エリ も捕食本能が強い感じなのか、ちょっと心配の種です。だから、今も我々は...

飼い主目線の犬種紹介 護畜犬 (その1 アナトリアンシェパード&カンガルドッグ)

イメージ
日本では、あまり馴染みがない * 護畜犬種 だし、環境的にも飼うのは難しいとは思いますが、ご紹介します😄 *護畜犬種については こちら をご覧下さい。 我が家にいたのは、この⬇️ ペーハ(♂)です。 カンガル・ドッグ/Kangal Dog ”カンガルー”でも”カンガール”でもありません そして、アナトリアン・シェパード(略してアナトリアン)。 トルコ原産の犬種に関しては、トルコ、アメリカ国内で色々な議論があるのですが、特にこのアナトリアンとカンガルは、とても微妙な関係の犬種なのです。 私の友人のAさんが、日本でアナトリアンを飼っていたのでアンケートをお願いしました。 シャイロ・シェパードを飼いたくて実物のサトリに会いに来てくれたのがきっかけでAさんとは、知り合ったんです。遠い昔です😁 当時のAさんの愛犬シウバと記念撮影のサトリ こちらが友人Aさんが飼っていた アナトリアン・シェパード/Anatolian Shepherd (アイダ♀) どちらも同じ犬種じゃないの?と思える外見ですよね。 トルコ原産の犬種全般に関しての色々な話もあるのですが、それはまた、と言う事にして😊 さて、このアナトリアンのアイダは、オーストラリアから輸入されました。 Aさんは、当時、小さなお子さんがいる若いママさんでしたが、この超大型犬種を上手に育て上げました。私は、一回だけですが、アイダに会いました。すでに大きかったです😄 カンガルとアナトリアンとどちらが大きいかと言うと、昨今のアナトリアンは以前より大型になっていると言う話も聞いていますが、スタンダードでは、双方、♂️の 体高が、74~81cm 、 体重は55㎏~65kg 、♀️の 体高は68~78cm 、 体重45kg~55kg となっています。 ペーハのサイズ(おおよその数字です) さて、そんな超大型犬を迎えたAさんの 「飼い主目線からのアナトリアン」 をご紹介します。 社交性 :★★☆☆☆ 基本的には人にも犬にも穏やかに接するけれど、気分によって不愛想になる時もあり。相手によっては自ら撫でられに近寄って寝転がったり、尻尾を振ってはしゃぐ。 運動の必要性 :★★★★★ 運動量が満たされている場合は家の中で自分の好きな場所で静かに過ごす。そうでないと、家の中で運動不足を解消しようと暴れる。身体が大きい分破壊力はなかなかなもの。ハイ...

飼い主目線の犬種紹介 護畜犬種について

イメージ
まずは、 【護畜犬種】って何だ? って思う方もいるかもしれないので、そこからいきましょう。このブログを訪ねて下さってる方は過去にも書いてる犬種なのでもうご存じだと思うから飛ばして頂いてもいいかもです😁 *過去のブログに主な犬種を紹介していますので、ご興味ある方は     狼再導入の際には『護畜犬』も必要?(1)     狼再導入の際には『護畜犬』も必要?(2)   JKC(日本ケンネルクラブ)のサイトでは「牧羊・牧畜犬」と言うジャンルと「使役犬」にその犬種が含まれています。アメリカでは、Livestock Guardian(又はProtection)Dogと言っています。日本で一番よく知られているのが、グレートピレニーズ。 サトリの幼馴染の「ハク」 ボーダーコリーやオージーは、アメリカでハーディング犬種(Herding dog)です。 違いは、外敵から昼夜を問わず、家畜を守護する遺伝子を持ってる犬種がLivestock Guardian Dog (略してLGD)。 家畜を囲いに追い込んだり、ひとまとめにする為に、飼い主との連携をトレーニングされる犬種がHerding dog。 飼い主の指示通り羊を囲いへ追い込むボーダーコリー エネルギー的には、護畜犬はテンションが低く、一見なまけもの?😂いえ、エネルギーを充電中なのです。彼らは独立心が強く、夜に一生懸命働くタイプ。 Herding dogは、ハイテンションで、ある意味落ち着きがない😀いつも何かやる事はないかと飼い主の指示を一生懸命求めるタイプ。 我が家に迎えた日から、護畜犬の子犬は納屋でこれから守る家畜と一緒に住むのです。こんなに可愛い時なのに飼い主と一緒に家の中で遊ぶことは出来ません。 トルニャックの子犬たち ピレニーズの子犬 牧場でこう言う犬を使って捕食者から家畜を守っている人たちに言わせると、社会化や基本のトレーニングは必要だし、獣医へ行った時に怖がったりしないように、ハグしてあげる事も大事なのだけど、基本はいつも家畜のそばにいさせること。ご飯も家畜のいる所で食べさせるんです。 よくトレーニングされていても、 『普通の犬』 のように、機敏に動かないかもしれません。 例えば、呼ばれたからと言って、 「は~い、ママ(パパ)」 と、すぐに飛んで来ない場合が多いと言...