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カンガル犬 ペーハ 更新情報

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先に結果を発表します。 今のところ、再発の気配はないそうで、脚切断は免れました!👍 Yay!! 🎊 脚は4本ついてます😊 担当の獣医師が触診をした結果、しこりはどこにもなかったそうです。  癌の種類は、 【軟部組織肉腫】 3段階(まれに4段階)のグレードになっていて、ペーハの場合はその最悪のグレード3です。 グレード1、2の場合、摘出手術で再発の可能性はまれだそうですが、3は、摘出だけではそれは難しい場合もあるらしいので。要注意です。(再発率75%、治癒率25%) 再発の期間も結構長く、2年くらいの場合もあるようで、飼い主のアーンは獣医師から、頻繁にペーハに触ったり撫でたりするようにアドバイスしていました。 前脚切断をすればかなりの再発可能性は抑えられるようですが、護畜犬として働くにはやはり五体満足でないと難しいですよね。 再発を早いうちに発見してまた手術をすればいいそうですが、今現在の私個人の考えとしては、万が一再発したら、切断もやむを得ないのではないかと考えています。 今、色々調べてます。 自分なりの答えが定まったら、アーンに私の考えを伝えようと思っています。 久々に会ったアーンは、自分の病気がかなりよくなっているそうで、 「自分のリンパ腫が分かった後で、ペーハのこの状態を知って何か不思議な気がする」 と言っていました。 なので、私は、以前日本で聞いた話を教えてあげました。 「犬は時に、飼い主の身代わりになる」 と言う話を・・・。 そして、ペーハの事を知って、教えてくれた古い友人の話・・。 彼女が子どもの頃、彼女のおじいちゃんが病の床に伏していたそうです。 ある日、その祖父母が飼っていたスピッツがおじいちゃんの夢枕に立って 「私が身代わりになります」  と言ったのだそうです。 そのまさに翌朝、そのスピッツは息を引き取っていたそうです。 鳥肌がたつような本当の話ではありませんか? おじいちゃんは勿論その後元気になりましたが、2度と犬を飼う事はなかったそうです。 アーンはそれを黙って聞いてましたけど、どう思ったのか・・。 しかしながら、後で考えてどうも腑に落ちないので

為せば成る何事も・・・だけど

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時にはそうならないことも・・・   『カナダ旅行』 がまだ途中なんですけれど。 2016年の3月、諸事情で友人の家へもらわれていった、カンガル犬の ペーハ 。 サトリの弟分 そこの山羊たちを狙ってきた狼を追い払うくらいに勇敢な護畜犬になったペーハなのですが、今年の夏、足の腫瘍を摘出する手術をして、成功したと今の飼い主であるアーンから連絡がありました。その数日後、再度電話があり、実はそれでは済まなかった報告を受けました。 病理検査ではステージⅢの癌と判明。また聞きのせいもあり、癌の種類はまだこちらでは把握してないのですが、来週の火曜日に病院で獣医師からの説明があるから、よかったら病院へ・・・と言うアーンの心遣いを受け、サトレラパパと一緒に同席することにしました。 『ステージⅢ』 の癌とは・・・。 人間もそうだと思いますが癌のランク付けがあります。 アメリカでは犬の場合、ⅠからⅣが多いのですが癌の種類によってはⅤまであるそうです。 ペーハの癌の種類がわからないので、詳細は何とも言えませんが、Ⅰは、一つ腫瘍が見つかった段階、Ⅱ以上は最初に発見された局所以外にもいくつか腫瘍がある、と言う事です。 ある獣医師は、 「これはその犬がどう言う状態であるかを知るための目安であって、つまり大きな脳腫瘍があっても理論的に、それはステージⅠと言う事になるけれど、腫瘍の大きさと手術不能なことで、予後の心構えが必要な場合もあります。リンパ腫でステージⅤになっている犬の方が治療により1年以上の予後が良い場合もあります。ステージは大事です。でも、私は個々の患者を診て、現実に私が診ている犬たちにふさわしい治療をします。」 と述べています。 つまり今わかっているペーハの状態、ステージⅢは、 いくつかの腫瘍がある ・・と言う事ですね。 あくまでも素人の考えですが・・・・ 左前脚の腫瘍を摘出したので、もし同じ脚にその 『いくつか』 があるとしたら、 左脚の切断と言う方法で転移を防げるのでは? しかし、獣医師はアーンに ”ペーハのような超大型犬(体重約150ポンド、68㎏)は前脚が1本では生活に支障が出るだろう。” と言ったそうです。犬にとって、前足は大事で、方向をかえたり、体重の半分以上を支えているからです。 じ

🐕シャイロスペシャルティ カナダへの旅(3の3)

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今回は一気に行きます!😄 牡の紹介ばかりで牝はいないのか? と思われてはいけないので・・・・ スターターは、Janがサトリの母親、Tellaの次に大好きなんじゃないかと思われる Tova  彼女は、もうブリーディングから引退でJanと一緒にのんびりした日々を送っています。  この度はベテランクラスで参加していました。 いい子を出しています。その中の1頭に、今、日本にいる Ariel  がいます。 他には、前のブログで紹介した、Rocco, Jax, Loki, そして、この牡、 Bane  と、 Gambit Tovaの娘になるのが、 Cherry Piper Piperは、おうちでお留守番だったので、イベントが終わってレストランへ行く前に、Janの家に寄らせてもらいました。写真で見るPiperはいつもおとなしそうで、Tovaたちと写っていましたが実際に会ったらかなり人懐っこく、 「なでなでして!」 アピールがすごかったです。とても愛嬌のある可愛い子、と言う印象で、沢山の子供のママなんて思えない感じでした。実際に見るのと写真ではやはり印象が違う、と言うのが実感です。 それにひきかえ、人懐っこいPiperの娘のCamdenは、 Camden 家ではケージの中に入れられてました。家に人が来るとすごく攻撃的に吠えるんだそうです。 テリトリー意識が強いのかもしれませんね。 確かに、一緒に行ったキムがケージに近づくと、ものすごい勢いで吠えていました😱 キムもJanもシーザーの番組なんて見ないんでしょうね。 Camdenのような気質の犬には、まさに No Touch No Talk No Eye contact は 必須 です。キムが声をかければかけるほど、興奮してました。 私は、勿論、”シーザー流”です😉 さんざん吠えまくって落ち着いたCamden  他にも会場にいた犬たちを写真に撮りましたよ。 Cork Nessa Nessaの前足の模様がユニークだったのでパチリ📷!  CorkとNessaはこの2頭は同胎犬で、Piperの子供たち。 お父さんは真っ黒な Barek  私は、

🐕シャイロスペシャルティ カナダへの旅(3の2)

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”Miracle Shilos” では、珍しい部類の毛色にはいる、ホワイトシャイロ。 と、Janも言ってましたが、2004年には1胎の中に4頭も生まれた事もあります Jax 彼は、前回紹介したのRocco の同胎で、 ”Miracle Shilos”  のStudでもあります。この日の彼は、カナダのオンタリオからやってきて3日目。Roccoもかなり興奮状態で、吠えまくってましたが、Jaxは吠えないかわりに、リングで、ハンドラーをしていた飼い主に飛びついたり、待ってる時にはクンクン鳴いてたり・・・。リングから離れて、ママと一緒にいる時がとても嬉しそうでした。   私が世話になっていたキムのCadenceと、Jaxは腹違い・・・母親違いだそうです。 今回Cadenceはベンチ待機してました Rocco同様、私が ”Miracle Shilos” のホームページを見て、気に入ってたのが、Loki。 Loki 腰も下がってなく、がっちりした牡で、去年は Worldwide Shiloh Shepherd Breed Association (WSSBA) でも、 International Shiloh Shepherd Dog Club (ISSDC) でも、Best of Breed(BOB)を獲得したのですがその後、甲状腺に問題があることがわかり、残念ながらStudのリストからはずれました。 心なしか寂しそうだった飼い主のアンディとLoki      Studから引退した子も来ていました。 Bruno  理由は覚えていませんが、左目を摘出しました。牡としてちょっと小ぶりな気もしましたが、とても穏やかでベテランの雰囲気を醸し出していました。 次回に続く・・・・

🐕シャイロスペシャルティ カナダへの旅(3の1)

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幸運の女神が微笑み始めた日 待望のSpecialtyの朝は、泊まっていた所は晴れて🌞いたのに、キムとコンビニでランチを買って会場へ向かっているうちに曇って⛅来た。 実は、私にはミッションがあって、指定されたシャイロの写真と動画を撮ることになっていたから曇ってもいいけど、雨は降って欲しくなかった。私はどちらかと言うと晴れ女だから、多分雨は降らない!とふんだ😏 会場へ行くと・・・いたいたシャイロたちが・・。 みんなはMy chairを用意して行かなくちゃいけないけれど、アメリカから乗り込んだ私は勿論椅子何かない! でも、親切なシャイロオーナーが余分に持ってきたからと椅子を貸してくれた。 「ずっと立ってるのは大変よ。」 って😄 さて、余計な話は置いといて・・。 シャイロたちの写真を(徐々に)一挙公開!! Beacon(2歳) 彼は、 Miracle Shilohs  の将来のStud犬に候補があがってるようです。若くて元気一杯で、リングを走ってた時、オーナーがよそ見をしたBeaconにつまずいて見事に地面にはらばいに着地していました😲 椅子を貸してくれた方の息子さんの犬だそうです。 Rocco(4歳) Roccoは、 Miracle Shilohs  のStud犬。 ホームページやFBで写真を見てて1度会ってみたかったのです。 飼い主さんは、Janとも仲がよく、子犬が生まれると、カナダ本土からいつも会いに来るとか。 私のお迎えにもJanと一緒に来てくれてました。 Roccoは、初めて会場で見た時、かなり興奮状態で、他の雄犬を見ると猛烈な勢いで吠えかかって、飼い主さんが抑えるのに大変そうでした。結局、ショーが始まるまで、車の中で待機させられてました。でも、ショーの時は、さすがにベテランできれいに走ってました。 Ozzy(1歳) この子はまだ1歳。Beacon同様、将来の Miracle Shilohs のStud犬。 全体図もちらりと。 もうちょっと、クリーム色っぽいのですが、シルバーセーブルと言うカラーだそうです 写真の整理がついたものからアップしていきますから、待ってて下さいね。 次回に続く・・・