日本の土を踏んだシャイロ・シェパード その１

【ビスコの巻】

日本産シャイロ・シェパードの子犬が誕生したのをきっかけに、こんな題をつけてボチボチご紹介していこうかと思ってます。
若いもん順にやらないと、子犬はどんどん大きくなっちゃいますからね😁

生後２ヶ月の子犬
写真はクリックで拡大可　

サトリが日本で暮らしていた頃は、「シャイロ・シェパード」と言う犬種が存在することを知らない人たちの方が多かったと思うし、サトリに会った多くの人が、「長毛のジャーマン？」又は、「マラミュートのミックス？」（これは当たってますけどね😁）と聞いてきました。急いでいる時は、

「ええ、そんな感じです。」

って言ってましたけど😥

不思議とマラミュート好き、または飼ってる人には匂ったんでしょうかね？マラミュートの血が・・・😝

初期のシャイロには、往年のＴＶ番組の「名犬リンチンチン」や「名犬ロンドン」に出演していた犬たちの血を引いていると言われていた「ジャーマン・シェパード」の血統とアメリカン・ジャーマンシェパード（American German Shepherd)、アラスカンマラミュート (Alaskan Malamute)、ホワイト・シェパード (White Shepherd) のそれぞれの頭文字をとって、「ＭＡＷ」と呼ばれる血統がありました。
サトリは、「ＭＡＷ」でした。

当時私はシャイロのホームページ

を作ってたので、「ＺＩＯＮ（シャイロの創始者のケンネル名）」のサイトなどから興味半分ながら「ＭＡＷ」と「ジャーマン・シェパード」の血統別に写真を載せてたことがありました。
コメント頂いた方、メールをくれた方、結構「ＭＡＷ」タイプが好みだと言う方多かったですね。
今は、もうそう言った呼び方はしてないみたいですが・・・。

早く本題に入らないといけませんね。

さて、日本初のシャイロの子犬が産まれたのが去年の11月でした。

父犬は、ジャーニー。

 

母犬がウナ

ママと一緒

人工交配で生まれたのですが、日本の獣医師で、アメリカのようにその分野に長けている人は残念ながら少ないようで、一度目は未受胎だったそうです。

2回目に生まれたのがパイパーですが、1頭でした。（ブリーダーの所にいた時は、パイパーと言う仮の名前で呼ばれてました。）

でも、子犬としては、母親のミルク、おもちゃ独り占めで、すくすく大きく育ちました😀。

シャイロ・シェパードは、新しい飼い主の元へ行く前に、性格テストを兼ねた『評価テスト』が行われます。だから、生まれた子犬を見て、

「この子が欲しい」

と言っても必ずしもその子犬が自分の所へ来るとは限らないのです。
だから、ブリーダーは前もって、飼い主の候補の方々に、色々な質問をします。

• ペットか繁殖/ショードッグか
• 何かアクティビティーをするのか。
• 飼い主の生活はどうなのか。（家族構成、仕事をしていて昼間は家を空けるとか、アパート暮らしか、持ち家なのか、小さい子供がいるか等々）

あ、でも、これは私がサトリを迎える時に聞かれたもので、日本ではどのようにしてるかわかりません。ブリーダーの方へお尋ねください。

とりあえず、日本生まれのシャイロは今回は1頭だったので、ややこしい事はなかったのではないかと想像します。

このパイパー、無事に評価テストを終えて、新しい飼い主の所へ行ったのが数週間前。

先日、新しい飼い主と共に、里帰りした写真がFacebookに載っていました😀
すっかり大きくなって、自分の意思が出てきた風な様子でした。

あ、新しい名前は、ビスコです。

ビスコは一人（犬？😂）っ子で育ちましたが、ブリーダー宅には母犬のウナともう1頭、将来の母犬候補のメーアがいます。旅立ちの日まで、一緒に暮らして楽しい日々を過ごしたビスコ。

どんな犬に成長するのか、これからが楽しみですね😄

里帰りしたビスコを優しく迎えるメーア

次のブログは、ビスコの母犬ウナと将来の希望の星、メーアのご紹介しま～す👍

写真協力：Weiss Meer Shiloh Shepherd