自信を持つ犬に育てる
過去のブログを読んで下さってる方はご承知だと思いますが、私たち人生初めての『シェパード』・・・
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| サトリ 7歳 |
正確には、「シャイロ・シェパード（Shiloh Shepherd）」のサトリです。
帰宅が私より早かったサトレラパパが子犬だったサトリの世話をしていました。
物心つく頃から馬や犬を扱っていたサトレラパパですら、
「手を焼いた。」
と今でも語り草になるくらいですからね😄
1歳にならないうちからそんなだったから、彼女がどんな成犬になったか・・・想像出来ますよね🙃
サトリのように、生まれつきか、若いうちから自信（過剰？🤣）のある💪個体もいます。
サトリのように、生まれつきか、若いうちから自信（過剰？🤣）のある💪個体もいます。
そして、
今、我が家にいるターニャとエリと言えば。（キャスはおいといて）
ターニャは、ちょっとの物音にも身をすくめるし、知らない人が近づいて来ただけで興奮しすぎておもらししちゃってたくらいの弱虫犬でした😓
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| 子犬の頃のターニャとエリ |
エリは、臆病ではないけど、とても繊細なのです。
オレゴンは、4年前くらいだったか、カンナビス（マリファナとかヘンプの総称です）栽培が合法化されましたが、土地のオーナーは住んでない場合が圧倒的に多いんです。
しかも、近隣の人と交流もないし。犬を連れてきても、しつけも何もありゃしない。
我が家の隣りに来た栽培人の犬が、フェンス越しに吠える、吠える😓（その犬はかなりのビビリで昼夜吠えてた）人間もイライラしましたよ。
フェンス越しとは言いながら、目の前で我を失って吠える犬は、まだ1歳になってまもないエリには精神的に圧倒されるものだったのかもしれない😔その犬がこっちに向かって吠えるたびに私が追い払いに行きました。エリはフェンスの方へ行かせないようにして。
それからしばらくしたある日、エリが特発性頭部振戦症候群になりびっくりしました。
🌟「そんな病名聞いたことない」「どんな症状になるか知らない」方は、病名の所をクリックすると、その時撮影したエリの動画にリンクするようにしておきましたので、ご覧下さい。
うるさい犬はいつしかいなくなって安心してたのに、エリが朝ごはんに呼んでも来ないので、放っておいて、キャスとターニャだけにご飯をあげた日に、戻ってきたエリがドアの外で伏せていたのですが、頭が小刻みに震えていました。
エリだけ外に放っておいたのが原因なのか・・🤔
獣医に言わせれば、『突発性』とつくものは原因がわからないものだそうです。
私たちは、エリがかなり繊細なのは他の行動からも気づいていたので、その繊細さのせいかも・・・と言う推測は出来ました。
そこで、キャスのようになってもらうべく、エリとターニャの自信づけトレーニングを始めることにしました。
犬が、飼い主の後ろに行ったり、他の犬や人に吠えてリードを引っ張って攻撃的行動を見せるのは、ほとんどが自信のなさからです。そう言う犬は、ストレスで精神的にも可哀想なのです。
じゃ、なにをすればいいか？
例えば
子犬からの場合はやっぱり社会化です。他の犬たちと遊ばせるのだけが社会化ではありません。人間が一人の方が気楽で好きな人もいるように、犬だって、他の犬と遊ぶのが好きでない個体だっているはずです。
本当の社会化は、色々な環境下でも、落ち着いていられるようにするトレーニングです。
犬が人間社会で暮らすうえで、人間のルールを知る必要があります。
「まだ、子犬だから。」「犬に言ってもわからないから。」「小型犬だから」
と言うのは人間の言い訳でしかありません。成犬も子犬も一緒に暮らし始めた日から家のルール、社会のルールを教えます。
一緒に遊んでいる時に、素晴らしい、望ましい行動をしたと思ったら、大げさになるくらいに褒めてあげる事。
散歩へ行った時に、大きな倒木があったとします。犬がそこの上を歩いた時、
「（名前を言って）すごいね！よくやったね！」と撫でたり、顔をもみくちゃにして撫でたり、飼い主が喜んでいる事を教えてあげます。
少しの例ですが、こんな積み重ねが犬に自信を持たせ、飼い主を尊敬するようになるんです。
自信がつくという事は、ストレスが減るという事でもあります。
ターニャのおもらしもなくなったし、一度出ると油断は出来ないのですが、エリも今では、突発性云々の症状は出なくなりました。成犬だって、遅くありません。
Tom Davisのクラブで "Monthly Challenge" と言うのをやっていて、以前に「自信をつけさせるのにどうしてますか？」と言う課題があったんです。
「こんなんでいいんだ！」と、参考にして頂けるかも・・・と思ったのでご紹介させて頂きます。
日本も寒くなってきたそうですね。
皆さま、ご自愛ください。
2023年もあと1ヶ月半で終わりになります。
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