サトリの命日 思い出2

アメリカ時間の今日、6月9日はサトリが13年4ヶ月6日の生涯を終えた日です。13:12でした。

ここの所、天気が悪く、突風が吹いたり、☔が降ったり.。
寒くてストーブまで焚いちゃいました。折角、きれいにしたから使いたくなかったのだけど、天気予報によれば、その翌日も気温が5,6℃になりそうな感じだったので、ストーブを使いました。

南オレゴンの6月と言えば、もう焚火も禁止になるくらいの暑さなんですが、なぁんか今年は変です。
でも、サトリの命日はいつも🌞です。

サトリは自然死ではありません。
安楽死です。
食事はしてましたが、自分で歩いて用を足すことはもはや出来ませんでした。

サトリが亡くなる1ヶ月前位に、ターニャがやってきたんですよね。
ターニャは、シェルターで生まれた子で、ダッチシェパードのミックスとか言ってましたが、どうみてもラブにしか見えません😚性格も、ラブです。

ラブミックスですよね😉

この頃サトリは、いつも外の家の縁の下・・と言うかポーチの下にいたので、何日間か、ターニャが来たことを知りませんでした。
ある日、サトリが家の方へ来ようとした時に、ハイパーターニャがサトリに気づいたのをみたとたん、あのサトリがびっくりしたような顔をして(そう見えました)クルっと方向転換して逃げるようにいなくなったんです。

そんなサトリにびっくりしたのは私です😱
その時、思いました。

サトリは、もう昔のサトリではない

犬と見れば、耳を立て、胸をはって、目をこらして相手をみていたサトリです。

それが、子犬の元気なエネルギーにおののいたわけです。
自分はもう引退の時だと、悟っていたんじゃないのでしょうか。
だから、私も、きっと別れもそんなに先ではないだろうと察した一瞬でした。

この世と別れを告げる5日前

病院に着いた時、サトレラパパが駐車場からサトリを抱いて連れて行こうとしたら、サトリは千鳥足ながら自分で歩き始め病院へ入りました。
その時、片足は壊疽を起こしていて、歩けないはずだったのに、まさに誇り高き犬の姿を見た気がしてサトレラパパとびっくりして顔を見合わせました。

まぁ、それから、一応治療しましたが、このまま無理に生き永らえさせるのは可哀想ではないかと言う医師の勧めもあり、私たちもそれは覚悟していたので、もう1日だけ私たちと過ごす時間を設けて翌日に安楽死をさせることにし、病院が応急措置をする間、家へ戻りました。
家に着いた途端病院から連絡がありました。
サトレラパパが応対しましたが、その内容は聞かずともわかりました。
サトリの状態は想像以上に悪く、サトリはかなり痛みを覚えているはずだと・・・。

そんなわけでとんぼ返りで病院へ戻って中へ入ると処置室のベッドの上で横になっていたサトリが私たちとわかったのかゆっくり振り返ったんです。
その顔を見て、後でサトレラパパに聞いたら彼も同じように感じてたそうですが、サトリは

「もう逝かせてください。これでいいんです。」

と伝えたかったんだと思いました。

ここに書いたことを、ドラマチックだと思うかもしれないけれど、本当です。

メディテイション、瞑想、のおかげだと思っています。
私も、サトレラパパもメディテイションします。
私は、このブログと同じきまぐれですが😁、サトレラパパは真面目にやってました。
やってるからすぐに結果として何かが出てくるのではないのですけれど、気持を落ち着ける事が容易になるし、色々な事に敏感になります。
何が・・・・と言えないけれど、今まで気づかなかったことが見えてきたり、理解出来たりするようになるのです。
だから、昨今の世の中ではメディテイションは人が必要なものじゃないかと思ってます。
難しいものではありません。
特に私たちがやっているのは、いつでもどこでも出来るからです。慣れてきたらお膳立てはいりません。

フト気づくと、自分の周りの事に敏感になっているんです。
だから、サトリの『死』を安らかに受け入れる事が出来たんだと思います。
サトリが苦痛から解き放たれたのですから、喜ばしい事だとも考えられます。

と、悟ったような事を言っていますが、正直、しばらくは「本当にこれで良かったのだろうか?」と言う声が頭を廻りました。
そんな時、過去に癌に侵された愛犬を安楽死させた方からメールを頂きました。
彼女も、しばらく私と同じような事を考えたそうです。でも、ある人に

「あなたは、愛犬に最期の贈り物をあげたのだから。」

と言われて心が軽くなった気がしたと言ってらっしゃいました。
これまた不思議なんだけど、ネットでフト目にしたものがあったんです。
それがこれです。
まさに、サトリからのメッセージなんだろうと思いました。



そして、今、私たちの愛するサトリは我が家にある『聖地』に眠っています。
うちの敷地内で咲いていた花を取って来ました。

ここには、先住者の方の可愛がっていた鳥や犬、そして、うちの🐔たちと子ヤギも眠っています。
きっとサトリがまた、仕切ってくれているんじゃないかと想像するのも楽しいです。

さて明日はまた思い出話・・・と言う事で。


コメント

このブログの人気の投稿

シャイロ・シェパードファン集合!!

飼い主目線の犬種紹介 シャイロシェパード(2)