為せば成る何事も・・・だけど

時にはそうならないことも・・・

 

『カナダ旅行』がまだ途中なんですけれど。


2016年の3月、諸事情で友人の家へもらわれていった、カンガル犬のペーハ
サトリの弟分
そこの山羊たちを狙ってきた狼を追い払うくらいに勇敢な護畜犬になったペーハなのですが、今年の夏、足の腫瘍を摘出する手術をして、成功したと今の飼い主であるアーンから連絡がありました。その数日後、再度電話があり、実はそれでは済まなかった報告を受けました。
病理検査ではステージⅢの癌と判明。また聞きのせいもあり、癌の種類はまだこちらでは把握してないのですが、来週の火曜日に病院で獣医師からの説明があるから、よかったら病院へ・・・と言うアーンの心遣いを受け、サトレラパパと一緒に同席することにしました。

『ステージⅢ』の癌とは・・・。
人間もそうだと思いますが癌のランク付けがあります。
アメリカでは犬の場合、ⅠからⅣが多いのですが癌の種類によってはⅤまであるそうです。
ペーハの癌の種類がわからないので、詳細は何とも言えませんが、Ⅰは、一つ腫瘍が見つかった段階、Ⅱ以上は最初に発見された局所以外にもいくつか腫瘍がある、と言う事です。

ある獣医師は、

「これはその犬がどう言う状態であるかを知るための目安であって、つまり大きな脳腫瘍があっても理論的に、それはステージⅠと言う事になるけれど、腫瘍の大きさと手術不能なことで、予後の心構えが必要な場合もあります。リンパ腫でステージⅤになっている犬の方が治療により1年以上の予後が良い場合もあります。ステージは大事です。でも、私は個々の患者を診て、現実に私が診ている犬たちにふさわしい治療をします。」

と述べています。

つまり今わかっているペーハの状態、ステージⅢは、いくつかの腫瘍がある・・と言う事ですね。

あくまでも素人の考えですが・・・・

左前脚の腫瘍を摘出したので、もし同じ脚にその『いくつか』があるとしたら、

左脚の切断と言う方法で転移を防げるのでは?

しかし、獣医師はアーンに

”ペーハのような超大型犬(体重約150ポンド、68㎏)は前脚が1本では生活に支障が出るだろう。”

と言ったそうです。犬にとって、前足は大事で、方向をかえたり、体重の半分以上を支えているからです。
じゃぁ、義足をつけたらどうだろうか?

と、言う風に考えが広がったわけです。私が所属しているカンガルドッグクラブのメンバーにももしかして、そう言う経験を持っている人がいるかもしれないと、聞いてみましたが、一人だけ自分の体験談を教えてくれた人がいただけで、他には特になし。その人は、脚を切断した犬ではないのですが、レスキューした肥満細胞腫のアナトリアン・シェパード、Keetaは3年生きたそうです。
Keeta
 
ペーハの病気の事は今現在では、成るようにしかならないのだろうけれど、予後の事は

為せば成る 為さねばならぬ 何ごとも!

の気持ちです。

私の今いる立場になった事がある方がいたら、是非、経験談を教えて欲しいです。

『ペーハ』は、運が強い名前のはず!

と、言い聞かせてはいるけれど、正直、やっぱり来週の火曜日がちょっと怖い😧


ペーハ事、ペッペ








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