”最高の護畜犬”

サトリの『虹の橋の仲間たち』を完成させたと思ったら、昭和記念公園のドッグラン仲間がまた、虹の橋を渡って行きました。
ルーク
レスキューで助けられた子なので年はよくわかりませんが、保護された時には喉をつぶされていて吠える事が出来ない状態だったそうです。
友人の犬だったので、レイラも家へ遊びに行ったりして、よく知っている男の子です。
サトリの大好きな大助と仲が良かったので、サトリとはあまり仲良くなかったかもしれません。サトリが大助を独占するので、一緒に遊べませんでした😞
(ごめんね🙇 ルーク)
でも、きっと、サトリたちが虹の橋🌈へ迎えに行っているんじゃないでしょうか?

考えると、人も犬も、夏に逝ってしまう事が多い気がします。
特に日本は蒸し暑いし、年を取っていたり、病気で身体が弱ったりしていると余計、順応するのが難しいんでしょうね。
知ってるワンコが何頭か夏にいなくなってるし、私の仲良し留美ちゃんも3年前の夏に1人で旅立ってしまいました😭

お盆だったから、こんな話題が出ちゃうんでしょうか。

でも、今日、とっても嬉しい事がありました
訳あって、我が家から友人、アーンの家へ行ったカンガル犬のペーハの事・・。
アーン🏡にいるペーハ

アーンが元気な声で、ペーハの近況報告をしてくれたんです。
ペーハは、メスのマレンマ(イタリア原産の護畜犬種)たちと一緒に山羊の護衛犬として働いてもう3年になります。


赤丸がその先輩マレンマ姉さんたち

いつも、納屋から放牧地へ山羊を移動させるのは、メスのマレンマたちだったらしいのですが、最近は、ペーハが先頭に立って、山羊を納屋から出しているのだそうです。

退院して戻って来たアーンがそれを自分の目で見た時、とても嬉しかったのでしょうね。
興奮気味でその時の様子を話してくれました。
我が家にいる時には、<甘えん坊の僕ちゃん>だったペーハがそんなになったなんて・・。
アーンの嬉しそうな声を聞いていたら自然と、私も嬉し涙😂が出てきました。

「本当の護畜犬は、(自分のマレンマたちじゃなくて)ペーハだ。」

と、まで言い切るアーンの話を聞きながら

「もうペーハは私の所へは戻ってこない。」

と言うのも悟った気がしました🙋
任務中のペーハ
最近、狼🐺が南オレゴンに南下してきて、アーンの牧場に姿を見せた時、尻込みしていたマレンマを横目に立ち向かって追い払ったのがペーハだった・・・と言ってたあの時から、アーンの『カンガル犬』に対する気持ちが募った気がします。

アーンは今、病魔と闘っています。
でも、だいぶ良くなってきているようで、もっと体力が戻ったら新しいカンガル犬を迎えるつもりでいると言ってました。
カンガル犬は、とてもパワフルで、勇敢で、それでいて人間には優しいのです。
今年でペーハは7歳。後継者(犬)を育て上げるのに今が一番いい時期だと言ってました。

以前、アーンに会った時、私は彼に

「ペーハが年を取って、護畜犬として働けなくなったら、引き取りますから」

と言ったのですが、彼の返事は

「護畜犬に『引退』の字はないですよ。護畜犬は死ぬまで護畜犬。少し前に死んだうちのがそうでした。年を取っていつも横になっていましたが、何かを感じると立ち上がって吠えてました。」

でした。その時に、ペーハを見捨てずに最後まで世話をしてくれるのだろう、とは思いましたが、それでもわずかな・・・又ペーハと暮らせるかも・・・と言う希望は捨てきれずにいました。
だけど、今回の電話で話す彼の声を聞いて、淋しいけれど、やっぱりそれはないな、と改めて感じたわけです。
しつこいですね、私も😓

男女間の事は、結構さっぱりしている私のはずなんですけれど😅、ペーハの事はサラッと流せないのはなんなのでしょうか?
身内が亡くなった時より、犬や猫が死んでしまった方が深い悲しみから立ち上がるのが難しい人がいるのも、わかる気がします😔

なんて、言ってちゃいけませんね!

今、この瞬間に私と一緒にいる子たちがいるのだからね。

特にこの子↓


私が庭で仕事してる時、フト気づくとそんな遠くない所で横になってこっちを気にしてくれてるんです。さすが、護畜犬、トルニャック!!😍

頼りにしてます😊






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