犬を飼ったら考えます?
これは、昨年、11月11月に書いた『犬を飼う時考えます?』の第二弾とも言えるのかもしれません。
めでたく犬を家族に迎えて、特に子犬を迎えたら、成長を見るのはとっても嬉しいし、楽しみだし、大型犬の子犬を迎えた家庭はその目覚ましい成長ぶりを毎日感じる事でしょう。
我が家でカンガルドッグのペーハを迎えた時がそうでした。
生後2ヶ月 来たばかりで信頼してないまなざし😅 |
生後4ヶ月ちょっと前 |
生後6ヶ月 もうサトリとほとんど同じサイズ😨 |
犬を迎えてウキウキしてるうちにこのようにどんどん成長するのですから、♂犬の場合はいずれ片足をあげて、テリトリーのマーキングも始めますよね。
去勢/避妊手術はいつした方がいいのか、考えるようになりませんか。
又は、手術は必要なのか、とか。
去勢/避妊手術はいつした方がいいのか、考えるようになりませんか。
又は、手術は必要なのか、とか。
サトリを飼ってた頃の日本では(かれこれ20年前と思うとびっくり😨)、生後8ヶ月位・・♀の場合はヒートが来る前にするのがいいと言うのが獣医師のアドバイスでした。獣医師の言う事だから、それに従ってサトリは8ヶ月ちょっと過ぎくらいにしたんじゃないか、と記憶が曖昧ではありますが。評判がいい獣医さんで、傷跡も小さく、お泊りなしで、午後には迎えに行けました。
「傷跡をなめさせないように。」と言う注意をもらっただけでエリザベスカラーもしませんでした。
レイラも同じ病院で手術しましたが、小型犬は早くにヒートが来るのを考慮してなくて予約日の前にヒートになってしまい、延期しました。
ペーハは、都会犬のサトリやレイラと違って野生動物がいるオレゴンの片田舎で、家畜を守る為、敷地内に放し飼いで置いておくので時期が来たら早く去勢したいと思いました。でも、ブリーダーから「せめて18ヶ月までは待って欲しい」と言われたのです。アメリカは確か生後6ヶ月から去勢/避妊手術OKと話に聞いていたのですが、体躯も精神もある程度出来上がる18ヶ月位まではそのままにしておくのがいいと言うブリーダーの話でした。
一日中、外で家畜番をする護畜犬のブリーダーたちが、ヒートの間、又はヒート中の狼やコヨーテからどうやって望まれない子犬を作らないように管理してるのか聞いた事はないですが、私は、キャスも18ヶ月ちょっと過ぎに去勢したし、エリは1回目のヒートが終わってから、2回目が来る前に避妊しました。あ、正確に言うとエリは手術中にヒートになってたのが判明して料金がプラスされてました😱
私が去勢/避妊手術について深く調べるようになったきっかけは、ターニャでした。
ターニャは、殺処分ゼロの保護施設(シェルター)で生まれた子犬です。アメリカのシェルターでは、預かりの犬猫を新しい飼い主に譲渡する前に、去勢/避妊する事が義務化されています。こう言う施設は何処も放棄された犬猫で一杯なので、一日も早く新しい飼い主の家へ行けるようにスタッフたちも動いています。
とは言うものの、やっと6週目になった子犬たちに去勢/避妊の施術するのはどうなんだろう。
我が家に来たターニャは無邪気でした。
そしたら、2歳になっても、3歳になっても、あまり変わらないのです。
その理由が、わかった気がした獣医師の記事を読みました。
その理由が、わかった気がした獣医師の記事を読みました。
”早期に手術した犬、遅くに手術した犬、手術をしていない犬の違い”についてでした。
これらの時期によって、かかりやすい病気なども違うし、犬種によっても違うと言う内容でした。詳細を書くと、長くなるので控えますが、理想の手術の時期は、やはり早くても18ヶ月、出来れば2歳くらいがいいと言う事です。
ホルモンの関係が大いに心身に影響していて、心身共に成長しない時に手術をすると、メンタルはそれ以上に成長せず、年齢が高くなってから足腰に支障が出て来る、と言う話です。ターニャは早期も早期…生後6週間ですから、子犬のままのメンタル・・・で当然ですよね。
妙に納得してしまいました。
今は8歳。来年の3月で9歳になるんですが、どうもエリやキャスのように怒られても、忘れちゃうのか同じ悪さをします。その悪さは、まさに子犬がやるような事。
数年前までは、興奮しすぎると尿をもらすこともあり、人前には連れて行けませんでした。
さすがに今はないようだ、と思ったけど、先日、CCLRの診察に行った病院で、やってしまったようです。
そんなターニャでも、病院では人気者でみんなに可愛い可愛いと言われていて、
「そりゃ”子犬”だもんね。」
と、思ったわけです。
そう、CCLに問題が出やすいのも、ちゃんと身体が出来てないうちに手術をした犬に多いと書いてありました。
アメリカの獣医の間では、去年の5月から、避妊/去勢手術の考え方を変えたそうです。詳細は置いときますが、とにかく18ヶ月以降を勧めるようにしてるそうです。
小型犬の場合はもう少し、早期でも良いそうです。
これから、手術を考えている方、よくリサーチをしたり、信頼出来る獣医師とよく相談をして決められることをお勧めします。
万年”子犬”のターニャ |
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