犬は＜セキュリティシステム＞とは違います

日本に一時帰国した夜に思うのは、日本は静かだな、って事。

これ何か実家を思い出させてくれました。
（ https://min-chi.material.jp/のサイトから ）

住宅地ですが、子供の声すら聞かないでアメリカへ戻る事もありました。

アメリカへ戻ってホッとするのは、犬の吠え声が聞こえる事。
この辺は、古くから住んでる人ばかりで、小さな子供の声は聞こえないのですが鶏🐔や犬🐶の声が聞こえると、家に戻って来たな、と思うんです。

この日の🐔軍団は鶏小屋設置の運動場にロックダウン

3頭いる我が家の犬たちのうち、2頭は護畜犬。家畜を守る犬種ですが、我が家の家畜と言えば、山羊の花ちゃん母娘、そして、今は14羽になってしまった（かつては、22羽いた事もあります）鶏たちだけなので、本来の護畜犬（24時間毎日家畜と暮らして捕食動物から家畜を守る仕事）として働いている訳ではありません。だから、”ファームドッグ（日本で言う番犬の役目プラス家畜を襲う捕食動物を追いやる仕事）” と聞かれたら言ってます🤗

人が来れば吠えるし、知らない人には警戒心なくさないし、この辺では彼らで充分です。

先日、こんな動画をYouTubeで偶然見つけました。実演見た方、TVで観た方もいるのではないかと思いますが、YouTubeご紹介します。

日本は世界で一番安全な国と言ってもいいくらい穏やかでした。『平和ボケ』とも言われますが😓
それが、「浅はかな」国の政策により、移民が入りやりたい放題、その上円安で大勢の外国人がやって来て、もはやニュースとか見ると私の知ってた日本でないような光景が目に入ります。私の友人たちも、外出するとあちこちに外国人がいて日本じゃないみたいだと言ってます。
「ク〇〇人がくるどぉ～！」
なんて冗談を言ってるうちは良いけれど、今はかなり深刻な問題になってるようですよね。

でも、だからと言って、前述の動画にあるように、”マスゴミ” が無責任に、

「防犯でペットとして犬を飼う事はいい・・・」

みたいに公表するのはいかがなものかとまず思いました。

「おお、そうか。犬を飼えばいいんだ！」

とばかり深く考えず、今まで犬を飼った事のない人が、「小型犬でもいいらしいが、用心の為に大きな方がいいよね。」とシェパードを飼ったらどうなるんでしょう。

番組の中では、訓練士本人が

「防犯上犬が一頭いるだけで、防犯は防げると思います。」

と言ってました。確かにそうだと思いますが、その後の部分、

「しつけによって、訓練を施す事によって・・・」

の所をもっと強調して欲しかったと思います。

アメリカは、コロナパンデミックでロックダウンされた時、暇つぶしの為なのか、犬を飼い始めた人が増え、それが過ぎると今度は、シェルターや犬種レスキュー団体には放棄された犬が増えて預かりきれなかったようです。その犬たちはどうなったか？
勿論、＜安楽死＞です。日本も同じだったかもしれませんが・・・。

その教訓を忘れずに、くれぐれも安易な気持ちで防犯の為だけに犬を飼うのは止めて欲しいし、この動画のコメント読むと犬が吠える事に不快感を覚えている人たちも多いので、トレーニングや躾のこともよく考えてから飼うようにして欲しいですね。

タイトルにあるように、犬はセキュリティシステムのようにお金を出して設置すればそれでいい、と言う訳にはいかないのですから。

余談ですが、

日本にいる時には、警察犬の訓練、シュッツフントなどにはあまり関心がなかったのですが、アメリカへ来てから、プロテクションドッグのトレーニングのビデオもよく観るようになりました。この日本の訓練デモを見て、たまたまこのデモがこうだった、と言うだけのことかもしれませんが、ちょっと迫力が足りないかな？と思っちゃいました🤔

時々チェックしてるカナダのトレーナー
”Shield K9 Dog Training”

秋を満喫のキャス