conscientious(コンシエンシャス)

 意味は、『誠実』『実直』『真面目』『良心的』『入念』

エリの誕生日の記事を書こうと思ってたんだけど、色々とバタバタすることがあって、話がまとまらず、まずはこの話を・・・。
 
思い返せば、子供のころから私は人と関わる機会が多い生活を送ってきた気がします。
日舞

母親が日舞の師匠だったので、母親が出演する踊りの会に連れていかれ、楽屋で母のこまごました世話をするのです。当時、日舞をやる人は花柳界の人が多いようで、母は私に他の人に失礼のないような振る舞いをすることを、口を酸っぱくして言ってました。楽屋は何か不思議な世界で、会う人会う人にお辞儀をしながら歩いてた記憶があります。
 
木管カルテット
又、高校から大学が音楽学校で、専門がフルートだったので、木管楽器のアンサンブルや学校のオーケストラに参加することも多く、そこでもやっぱり先輩後輩、諸先生
方には腰を低く接していた気がします。
卒業して、結局音楽の世界には進まなかった私は、大手のホテルに勤めてフロントにいました。
そこでは、常連客の名前、顔、宿泊している人の部屋番号とかを覚えなくちゃいけなかったし、見かけたら声をかけて挨拶をしたり・・・。働いている間は結構、気を遣っていた・・かな? 
でも、子供の頃から、人の気持ちをうかがう・・・と言う表現がいいのかわからないけれど・・・、そう言う事に気を配る環境に触れてきたから、人の立場に立って考えてあげられるトレーニングは出来てきてたとおもってるんですが😃
 
その後は、大手商社の子会社であった、某人材派遣元の会社で営業と派遣社員のお世話をしてました。派遣社員をいくらで雇ってもらうか、派遣社員の時給はいくらにするか、も気を遣いました。
見習い期間に、初めてベテランさんと一緒に履歴書を見ながら面接した時には、面接者に何を聞いていいのか、どこをチェックすればいいのかわかりませんでしたが、過去の経験が生かされたのか意外に早く人を見る目が養われた気がします。
 
何を言いたいか?
渡米して気づいたのが、ここ南オレゴンで働く人たちの、事務手続きの粗雑さと言うかいい加減さと言うか・・・。もっともそのおかげで、助かったこともありますが😆 
でも、自分でやる、と言ったことは、実行して欲しいですよね。こっちもあてにして待ってるわけだし。
 
アメリカ人はやっぱり『開拓民』だから細かいことは苦手?
いやいや、私の曽祖父は、北海道の開拓民でしたが、母親から聞いた曽祖父はそんないい加減な人じゃなかったです。
やっぱりこの辺には、商売上での競争相手がいないからそれでも成り立つんですかね?
 
それと、コンシエンシャスが全くないんじゃないかと思える仕事をする人多いですね。
ちょっと床を直すだけで、何ヶ月かかりましたっけ?
電話で依頼をしようとすれば、「子供の学校が始まったからまだ出社してないからオフィスへ行ったら電話をする」と言って全然かけなおしてこない業者😟
誠実さのかけらもないです😠
日本で、そんな理由をお客に言う業者なんかやっていけないんじゃないかと思うけれど😧

そこで、最後に出てくるのが、昨日の事件・・・って言うのはオーバーかもしれないけれど・・。
エリと私がオビディエンストレーニングへ行っているのは時々ブログでも書いてたと思いますが、それが昨日・・・毎週火曜日なんです。
そしたら、昨日、開口一番、そこの事業主でもあり、私も昔から知ってるロットワイラーのブリーダーをやろうと思ってる女性ヘザー・・・。その人が、私たちとトレーナーのテリーの前で
 
「夫と私はこの施設を人手に渡すことにしましたので、9月23日が最後の日となります。」 

と青天の霹靂の発言!!
 
まさか、うそ、冗談よね
まさか

でも、更にびっくりは、彼女がトレーニングルームを出てからだった!
トレーナーのテリーが

”もっと早くに言ってくれるべきなのに。
このトレーニングルームを作るのに、私の貯金をほとんど使ってしまったし”
 
と涙ながらに訴え始めた時、ヘザーがテリーに事前に言ってなかったのを知りました。
二人はかつて同じ所で働き、そしてヘザーが新事業を始めるので、一緒にそこをやめてスタートしたはずなのに・・・。
テリーが高齢の病気の母親の面倒を一人でみているのを知ってるのに、ヘザーは何故1ヶ月を切った昨日まで言わなかったのか。
 
この事業を始めてまだ数年です。
サトレラパパも彼女を知ってるので、ちょっと憤慨してました。
事業を始めて、そんな数年で結果が出るわけないのをちゃんと計算していなかったんだろうな。
と言ってました。 確かに・・・・🙁

人を雇う事業主として、一緒に歩んできた者に対してのコンシエンシャスが全くないですよね。
私も、これで仲良くなった人たちと会えなくなるのは寂しいですが、何よりも、トレーナーのテリーの心中を思うと辛くなります。ヘザーには正直がっかりです。

日本の友人も、犬のようちえんを経営している昔馴染みを手伝ってきてたのに、首を切られたとつい半年前位に聞いたばかりです。これも突然で、彼女はびっくりしたと言ってましたが。
 
コロナのせいもあるんでしょうか。
最近、人の気持ちを考えない人が増えてきている気もします。
自分の事も色々とあるかもしれないけれど、人を雇っている経営者なら、やはりもう少しパッションとコンシエンシャスを持ってほしいと昨日はつくづく思いました。 

夏休みエリと
7月にキャスはお留守番でドライブへ行った時の写真ですが・・🙂

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