サトリが逝って6年💕
今年は、日本風に言えばサトリの7回忌です。
庭に咲いてた花を摘んでお墓に添えました。 |
2016年6月9日の午後1時12分。病院のベッドで息を引き取りました。安楽死です。
13歳4ヶ月6日。
サトリ覚悟の最期でした。
「そんなの考えすぎよ。」 「どうしてそんな事わかるの? 」 「延命治療はしなかったの?」
って、思う人もいるでしょう。
サトレラパパと私は、サトリを一度病院に置いて帰って、最後の1日を家で過ごす為に、応急処置が終わったら迎えに行く予定だったのです。でも、すぐに病院から「思った以上に悪い」と連絡がはいり、とんぼ返りで病院へ戻りました。
ベッドの上のサトリが私たちに気づいて振り返った‥‥その顔は・・・今でも忘れません。
落ち着いていて、ニッコリ笑っているようにも見え
「ありがとう。待ってたわ。」
と言ってました。後で、話を聞けばサトレラパパも 同じことを感じていたそうです。
しかし、毎年命日には、ボケた人みたいに、同じことをつぶやいているようですね😅お許しを。
サトリは、13年の生涯で色々とびっくりするような事をやらかしてくれました。
いくつか想定外の出来事があったのを思い出しました。
いくつか想定外の出来事があったのを思い出しました。
サトリは、ドッグランへ行くのが好きでした。でも、地元の昭和記念公園のドッグランは、子犬の頃から行ってたので自分の縄張りの感覚なんでしょうね。あまり他の犬とは遊ばず、何かもめごとがあるとすぐに首をつっこみにいくし、自分より後に来た犬たちをいつもチェックしていました。(だから、仲間たちからは”ポリスドッグ”と呼ばれてました😓)
辺りを観察 1歳11ヶ月 |
雄犬には愛想がいい方でしたが、雌犬にはかなりきつい対応をする傾向があったので私も雌犬らしい子が来ると緊張したものです😄
昭和記念公園へ行かない時は、小金井公園のランへ行きました。
そこはサトリにとってアウェイの場所なので、他の犬たちともよく遊んでいましたが、ある日、ハスキーを連れてたお兄さんが、サトリに自分の犬を挨拶させてもいいかと聞いてきました。
名前忘れてしまいましたが可愛い子でした。 |
私がまず相手の飼い主さんに聞く事は
「♂ですか♀ですか?」
です😄
♀だと言うので、ちょっとためらいましたが、お兄さんは自信あるように、自分の犬はハスキーでもちょっと変わっていて、誰とでも友達になれると言うので、サトリと挨拶させましたが、なんと、サトリはその子をすんなり受け入れて、一緒に走って遊び始めたんです。
この子がサトリ13年の生涯で、最初で最後の一緒に遊んだ女の子でした。
アメリカへ来てからはドッグラン・・・いや、アメリカではドッグパークと言ってますが、一度も行ったことはありません。日本では、やっぱり自由運動させる場所がないから、つい行ってしまいましたが。
でも、そのおかげで私も、色々な人と知り合い、様々な犬種にも、出会えましたね。
サトリは、良くも悪くも人間にも犬にも一目おかれる存在でした。
ゴールデンのレオ君 |
何故かサトリが気に入ったらしくつきまとってたイングリッシュセッターの男の子 |
そんな感じで、当時のサトリはドッグランを牛耳ってるのか?って言う態度をしているようにも見えました。
ある日、サトリの弟分のジャーマン・シェパードのKAHNの飼い主、Tさんのお友達?知り合い?の方がウルフドッグを連れてランへ来たんです。
ウルフドッグ ロン |
飼い主の男性は、今度は熊を飼いたいと思ってる。なんて大きな事、言ってましたけど、その後どうしてるか。
このロンは、とても穏やかで、尻尾が股の間に入っちゃってて、明らかにドッグランの中で緊張をしているようにも見えました。
このロンは、とても穏やかで、尻尾が股の間に入っちゃってて、明らかにドッグランの中で緊張をしているようにも見えました。
サトリはいつものように彼が入って来るとそばへ行って臭いをかいだけど、すぐ離れて近くへ寄りませんでした。それがすごく不思議だったのですが、ランを出てから売店がある所で一緒にお茶をしてた時に、ロンがサトリの足を踏んだのか尻尾を踏んだのか、何しろ大きいから踏まれて痛かったんだと思います。
「キャン!!」
と、言うサトリの声が聞こえたので「やば!サトリが怒るぞ。」とサトリを見たら、黙ってロンのそばから離れたんです。
いつも、仲良しのジャックラッセルの大ちゃん以外の犬が、大ちゃんの真似をしてサトリにちょっかいを出そうもんなら、「触るな!」とばかり怒るのに・・・。
やっぱり『犬』じゃない、と言うのがわかってたんでしょうね。これは、とても興味深い出来事でした。
思い出せばまだまだある気がしますが、今日の最後・・・
前述の、サトリの最期の日、朝から病院へ行ったわけですが、病院の駐車場について、サトレラパパがサトリを抱いて建物へ連れて行くのかと思ったら、車から降ろしただけだったので、抱いて行かないのかと聞いたら、
「サトリが下りたいと言ったから。」
と、言っても・・・・もう後ろ足は力が入らないようだったので、抱いてあげるようにサトレラパパに言いました。そしたら、サトリは、何も言わず、しっかりした足取りで先に歩いて病院の建物の方へ向かいました。
あれは、びっくりした、と言うより、サトリらしい・・・と胸が一杯になったのを思い出します。
もしかしたら、あの時からもう覚悟をしていたのかな?と今になってそうも考えます。
死んだ者を美化しやすい、と言うのはよく聞きますが、私は、サトリはサトリらしく、シャイロ・シェパードとして素晴らしい一生を終えたと思います。(大方)生涯、自分の意思を貫いて生きた犬です☺️
サトリ2歳 |
コメント
涙出てきちゃいました。
カナダから来てアメリカまでずっとサトレラパパとママに愛されて間違いなく素晴らしい一生だったと思います。
私が子供の頃、初めて意識したワンワンは、セントバーバードなんです。サトリちゃんと初めて会った時に無邪気な姿に圧倒されたけれど、同時に大きさに?懐かい気がしたことをはっきり覚えています。サトリちゃんは私のなかで唯一無二、永遠。
ありがとうございます。
サトリはカナダから日本、そしてオレゴンへ行ったわけですから、頑張ってくれました。
サトレラパパはサトリがもっと若いうちにアメリカで思いっきり走って、犬生をエンジョイしてもらいたかった、と言ってましたけどペーハと一緒に遊んだり、鹿を追いかけて森を走ったり、今の犬たちと違って、一日中、まったくの自由行動で敷地内を走り回ってましたから、十分楽しんでくれたと思います。
Hikariさんが初めてサトリに会ったのは昭和記念公園ででしたっけね?
あの大きな体で無邪気に動き回ってると、ちょっと怖いですよね😆セントバーナードよりは小さいですけどね😄
サトリを愛してくれてありがとう💕💕
おうちへお邪魔したときですね。おうちの中でパパさんとじゃれていた
サトリちゃんが立ち上がった姿に圧倒されました。
そのときはおうちの周りだけで昭和記念公園へは行かなかったですね。
焼いていただいたターキーがおいしかったなあ!🦃
ああ、柴崎町の時でしたね。あの時が初めてだったですね、思い出しました。
写真を整理してた時、見ましたよ。
サトレラパパ、張り切って料理してました。あの頃は。私が働いていたし。
サトリはお客さん好きでしたからね。喜んではしゃいでたんでしょう😄
昔、シャイロについていろいろ質問して迎えた大ちゃんです。
うちも、サトリちゃんと同じ7回忌です。(8歳7ケ月)でした。
亡くなって6年は早いですよね。
でもたくさんの思い出があるからさみしくなく過ごせています。
たまに写真を見るとまたシャイロを飼いたいなと思います。
何が言いたいかわからないコメントで失礼します。
コメントありがとうございます。
ここのブログで『シャイロファンの皆さんどうしてるかな』と言う題で2020年に記事をアップしました。
愛知の方いらっしゃいました。
その方だとしたら、おめでとうございます。
シャイロと暮らす事が出来たんですね?
アメリカのブリーダーからですか?
サトリと同じ7回忌なんて、何か偶然ですね😊
どんな子だったんでしょう。会ってみたかったです。
コメントありがとうございます。
ロスのブリーダーから迎えました。
カラーは、サトリちゃんと同じカラーにしました。(ホワイトも選べれたけど)
性格は、大人しく子供・子犬が大好きでよく面倒をみていました。
成犬とは、オス・メス共にあまり遊ばなかったです。
人のことを良く観察して、馬鹿にしたり愛想をふりまいたり見ていて楽しかったです。
生前の様子を書いて頂いて、興味深く読ませて頂きました。
まさに家庭犬にぴったり、のシャイロ・シェパードだったんですね。
「大人しい」サトリと同じカラーのシャイロを想像するの、何か楽しいですね😇ありがとうございました。
昨夜、レイラと夢で会いました。私に語りかけるように、元気にしている?と。川口に行くときラッキーと一緒に車の中で私にニッコリ笑ってくれた時の笑顔です見せてくれました。
やっとサトレラママのブログにたどり着いたので、コメントしています。レイラが導いてくれたようです。
スマホでのコメントなので、指先があらぬ文字を打ち、変な文章かもしれません、ご容赦を。
コメントありがとうございます。
レイラの夢を見たそうですね。
彼女は、レッグペルセス症の診断をしてくれた獣医師が男性だったせいか、男性が苦手でしたが、Unknownさんの事は大好きでしたね☺️
羽衣町の家の角でお迎えの車が来るのを今か今かと待っていましたし、カウボーイハットの男性を見ると尻尾を振ってました。
おかげ様、私どももそれなりにオレゴンで田舎生活楽しんでます。
ブログを訪ねて下さってありがとうございます。
6月29日はレイラの3回忌です。又、その頃訪ねてみて下さい。