獰猛なのか?それともリアクティブ(反作用)なのか?

大方は、いい子のサトリだったのですが・・・・

他の犬を見つけるとそちらをガン見です。相手に向かって吠える事もあったし。散歩で出会った犬の挨拶の態度が悪い!!と『喝!』(英語でCorrectionコレクション、態度の修正とでも言うのでしょうか)をいれてた事もあったし😰
攻撃的な犬だと思った人も、絶対にいたでしょうね・・・🙄なので、散歩中、こちらとしては、犬を見ると緊張してしまうのでした😓
でも、アニマルセラピー活動で、多くの犬たちと一緒に施設や学校を訪問してた時は、ちゃんと仕事してましたし。
当時、正の強化トレーナーのイギリスのイアン・ダンバーのセミナーに出た時、そんなサトリの行動を話したら、「そう言うの事を攻撃的と言う。」と言ってましたが、K9ゲームでサトリの事を知っていたので
「あなたの犬を知ってるけれど、攻撃的じゃないですよ。」だそうです😦

だから、じゃ、一体なんなのよ!!

と言いたい返答でした。

結局何だかはぐらかされた形で終わったんですが、皆さんは、こう言う犬を見かけたらどう思うでしょうか?

吠えるサトリ
私がその場を離れると「置いて行くな!」と吠えていたらしい😅

リードを引っ張って歩いてそばに来た犬が、自分の犬にガウガウやっている犬はやっぱり「攻撃的な犬」で、遠ざけたいタイプですよね😅

しかし、何千頭と言う問題犬をトレーニングしてきた、バランスドッグトレーニングのトレーナーたちは、本当に『獰猛な犬』と言うのに出会ったのは数えるほどしかない、と言っています。
リードに繋がれている犬が攻撃的になるのを

 『リーシュ(リード)リアクティブ』 

と呼びます。

こう言う犬の多くは、怖がりの犬なのです。社会化がちゃんとされてないとか、生まれつきとか、怖い経験をして、それが克服できてないとか・・・。
更に、飼い主がリーダーシップを取ってないから、自分が弱虫なのに飼い主を守ると言う使命?を負って飼い主の前に出たりもします。

サトリのケースは彼女が臆病な犬とは、彼女を知っている私の友人たちは思わないでしょう。
じゃ、サトリの場合はなんだ。と言うと、思うにドミナント(支配性)から来る、我が道に従え!タイプ。


又はよく耳にする、アルファタイプと言うのかリーダータイプと言うのか、そのお節介な性格から来る、リーシュリアクティブです😅
私が持つリードから伝わる緊張のエネルギーが彼女の『守らなくちゃいけないモード』を刺激し、同時に私にはそれを制しなくてはいけないリーダーシップが不足だった・・・・、と、今はそう思います。

 リーシュリアクティブの傾向がある犬の場合、犬は、飼い主の横、又は後ろにいるべきなのです。

 飼い主を守護体勢の例


                      クリック

恐怖心によって攻撃的になるジャーマン・シェパードのビデオです。



ピーピーと音を立てていますね、これは、恐怖心、不安感、自信のなさを示す犬の目安になります。

勿論、正真正銘、獰猛な犬も、恐怖心から攻撃的になるのも、人間にとっては同じように危険には違いないのです。
だから、やたらめたらに人の犬を撫でようと思わない事。
ガウガウしてる犬を誰も撫でようとは思わないと思いますが、飼い主の許可を得た場合でも、撫でる前にまず犬のボディーランゲージをチェックするのを忘れずに。
尻尾を振っているのが必ずしも友好的ではないのです。
一般的に、怖がりの犬は、尻尾が股の間に入り、緊張から舌なめずりをしたりします。又、口を閉じている犬は、リラックスをしていないのです。口を開け、下を出している時が犬がリラックスしている時です。

 


コメント

このブログの人気の投稿

シャイロ・シェパードファン集合!!

飼い主目線の犬種紹介 シャイロシェパード(2)