親の愛ってなんだ?②
こんな曲知ってますか?
結構古い歌ですが。
Missing you
Song by John Waite
(おおまかな内容は)
君の事を考えるたび
呼吸を整えなくちゃいけないくらい
君を思っているのに
君はもうここにいない
嵐が僕の凍った心の中を通り過ぎていく
仲間内で君の名前が出ると
笑顔になっちゃうんだけど
君を思いながら時間を過ごすと
いつも頭が狂いそうになるんだ
君がいなくて寂しいなんてことはないさ
君が出て行って以来ね
で、この後、強がってるけど未練タラタラの歌詞が続きます😅 事実、女性より男性の方が引きずるのは多いようですよ😏
これは、サトレラパパが子供の頃によく聴いていた曲らしいです。
今の彼を知ってる人にはちょっと想像がつかない姿かもしれませんが、子どもの頃の彼は、消極的で内気で同級生の女の子には当然人気がない😕でも、ある事がキッカケとなって人生が変わって来たそうです。
何故、彼がそんな幼少時代を送って来たのか・・・それは、私も渡米してから理解出来ました。
サトレラパパは、同じ様な経験をしているかもしれない人たちの為にも私が事実を書く限りは容認してくれるはずなので、私が出会った
びっくり!
事件をいくつかご紹介します。
読んだ反応が
「え?これって普通じゃない?私の周りにもあり得るよ。」
と出るか
「サトレラママ、過敏じゃない?」
って思うか
「え?」
と私のように目が丸く👀なるか・・・。
1番最初のびっくり!👀
テーブル狭しと賑やかなのはいいのですが、人が喋っているのに覆いかぶさるようにしゃべり始める人、
他の人が話し始めたのに、自分が言いたい事は最後まで貫き通す人。そんな喧噪の中で、家族の名前を大声で呼んで用事を済まそうとする人、席を外して黙々と一人で後片付けをしている人。
な、なんだこれは?
サトレラパパも同化してるし😨
私が知ってる彼じゃない❗
そんな困惑の中、お開きの時間が来た時、一人の叔母さんが私に言いました。
”私たちに圧倒されたかしら?これが、『うちの家族』よ!”
私の見解
2回目の👀!
渡米後、まもなく母親の愛犬ロビーがサトレラパパからのセラピー治療を受けるため我が家へやって来ました。
ロビーとレイラ |
ロビーはアジリティ、ハーディングの大会でいい成績を収め、「繁殖の♂に・・」と言う話もあったくらいのサトレラパパの母親自慢のボーダーコリーでした。ところが、ある日、突然けいれん発作を起こし、それが頻繁になり、病院へ行って当然、薬を出されました。何種類かの投薬が始まり、ある意味薬漬けです😢
なので、預かった当時は、薬の副作用で酔っぱらったようにフラフラ歩き、目は死んでいました。そして、食べても食べてもいつでもお腹が空いた感覚になるので、ゴミ箱をあさるようになってました。
競技会で優秀な成績をもらってた犬の面影はありませんでした😢
しかし、数週間、サトレラパパのセラピー療法を受けて薬の量を減らすことが出来るようになったら、ボール遊びもせがむようになり、目も歩き方もシャンとしてきたんです。
そろそろ、家に戻ってもいいかな?と思ってた矢先、発作が再発し、結局、苦しんだ(ように見えるが、本犬はもう意識がないので、自分が苦しいとかは感じていないそうです)あげく、我が家で3年の短い命を閉じました。
両親にすぐ連絡をしましたが、飛んできたのは父親だけでした。
「夜も更けてるし、辛いから」
が母親が来なかった(言い)訳でした😔
翌日、ロビーを埋葬すると言うのでサトレラパパと両親の家まで行きましたが、『埋葬』と言うより、「穴に埋めた」のが私とサトレラパパの印象でした☹️
アメリカと日本は文化が違うから・・・と理解してるのですが、サトレラパパもロビーをショベルカーで穴に投げ入れた両親にちょっとびっくりしたと言ってました。
私の見解
3回目の👀!
肺を病んで力仕事が出来ない父親に代わり、アルバイトを兼ねてサトレラパパが自分の仕事の合間をぬって、当時我が家から🚗で45分くらいの所に住んでいる両親の家まで手伝いに行っていました。
自分の仕事が休みでも、お昼ぐらいまで働きに出かけましたが、夕方まで帰ってこない事もしばしばありました。
ある日、家に帰って来たサトレラパパが何か食べる物はないか、と帰って来たので
「(両親の所で)ランチとか食べてないの?」
と聞いたら、食べてない!って!
朝働きに行ってから、時間延長で夕方に帰って来るまで、サトレラパパは食べる事もなく働かされてたわけです😱
「お金を払ってるからとかじゃなくて、普通時間延長してまで働いてくれてる人に何か心遣いはないの?ましてや自分の子供じゃない。」
と聞けば、今まで一度もそう言う気遣いをされたことがないから、それで当たり前だと思ってた、と聞いてびっくしたわけです。私の母親なら、
「お腹空いたんじゃない?何か食べていったら?」
とか言うはずです。
いくら(雀の涙ほどの)賃金を払ってるとは言いながら、自分たちの為だけに時間をさいてわざわざやって来て、時間オーバーしても働いている息子に労いの言葉もないのか?😮
私の見解
これがアメリカ流成人した子供との親子関係なのか? |
4回目の👀!
サトレラパパのお姉さん夫婦が南オレゴンに遊びに来た時、母親も一緒に地元のワイナリー🍷の試飲に行ったんです。その時、前述の、ボーダーコリー、ロビーの話が出ました。母親の元へもう一息で戻れるかと思った時に残念だったね、って話をしたら、
「本当に帰って来たらどうしようかと思ってたのよね。」
え?今なんて言いました? |
聞き間違い?💬💬💬
「ロビーがいなくなって、ティッパー(ロビーの後に来たボーダー)も落ち着いて来てたし、戻って来たら又、大変な事になりそうだったからね。」
と、言葉が続きました。何の悪気もないように、サラッと言ってました。
私は、外面
内心 状態
何故、母親がロビーが死んだとき迎えに来なかったのか、理解出来た気がしました。
戻って欲しいと思ってなかったんだ・・・・😢
亡骸となって戻って来て、逆に安堵感でいたんだろうか?
私の見解
犬を可愛がっていると思ったが利用しているだけか? |
5回目の👀!
両親が我が家の隣りに越してきたのは4,5年前のことだけれどサトレラパパは手伝いに行ってました。隣りだから前よりは楽だと思ったのだけど、その頃からサトレラパパが関節炎に苛まれるようになったんです。
私から見て、毎日重労働をさせられているようでした。そんな無理がたたったのかな?とも思いましたが検査をしてみました。結果、今の医学で完治の治療法はない!と言う結果でした。
だから、出来るだけ無理をしないように、が唯一のアドバイスだったようです。
サトレラパパは、その事を母親に報告しました。その時、私もその場にいました。
母親の返答は
「でも、あれも、これも、まだまだやってもらわないと困るんだけど😧」
でした。
だからぁ~、お義母さん・・・あなたの息子が言った事理解出来ませんでした?英語で言ってましたけど~🥵
私の見解
6回目の👀!
サトレラパパは、それでも、その後も自分で調整しながら手伝っていました。
ある日、私は家で庭仕事をしていたら、突然、大声が聞こえて来て、な、なんだ!
後で話を聞けば、あまりにも母親がサトレラパパの体調を無視して物事を頼む態度に、もう手伝えない、と言ったそうです。そうしたら、
「この賃金じゃ安いと言うの?やっぱりお金が欲しいのね。お金の為に働いているのね。」
と吐き捨てるように大声で叫んだ、その声が私にも聞こえて来たようでした。
その日が手伝いをした最後の日となりました。
私の見解
サトレラパパの気持ちが |
その後、父親が他界するまでの間、行き来はありましたが、今はもう母親の事を口にするのもはばかれるくらいに疎遠になりました。
今日は、母の日・・・。
我が家は、階下に住んでいるクリスとキャシー親子と、母の日を祝いました。
私はお友達が買ってくれたワイングラスで乾杯! クレープフルーツとシャンペンの”ミモザ” |
お義母さんはどうしてるんでしょうね。サトレラパパは、自分のお姉さん夫婦が来ているようだ、と言ってましたが・・・。
私自身の家族にも、知ってる限りの友人の家族にもこう言うタイプの人がいなかったので、私は色々調べました。サトレラパパは、自分の家族は「ナルシシストの集まりだ」と言っていた言葉をもとに・・・。
今度、それについてお話したいと思ってます。もし、親子でも友人でも人間関係で悩んでいる方がいたら、もしかしたらその相手の人は”ナルシシスト”かもしれません。
今日の最後は
うちの犬たちの ”Happy Mother's Day!”
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コメント
でも 私のような職業では色々な話を聞いていて 私が思うおかしな人 家族も多いです。
そのうち 友人では同じような考えの人が残るのですが親族となると厄介ですね。
犬関係では残念ながらロビーのような扱いを受ける子は珍しくありません。
さすがに遺体をショベルカーで掘りこむのは知りませんが 訓練所に預けたまま音信不通に
なったり しつけの指導をしている最中に保健所に持っていかれたり
繁殖に貢献した子を平気で捨てる虐待する自称ブリーダーもいますよね。
と 悲しくなるので
最後のお母さん、みんな似てる^^ 可愛いです!
次の記事も楽しみにしています。
最初のケースは日本でもあったような気がしますが、HSP(ハイパーセンシティブパーソン)の私は、ああ言う中にいると圧倒されて無口になっちゃいます😅
平風さんは、色々な人と接する事が多いのですね。
ブリーダーをやっていらした時も、色々な方がいらしたことと思いますから、その中から、本当に犬を愛してくれる人を見分けるのは大変だったんじゃないでしょうか?
悪質ブリーダーや無責任な飼い主の話はアメリカでもよく聞きますが悲しいですよね。
ナルシシストに関しては以前にも書いた事あるのですけれど、読んだ方から、「あるある」反応を頂いたりしました。
ちょっとお時間を頂いて、今度はもうちょっと具体的に私の体験談も混ぜて書いてみようかと。
ワンコたちのお母さん、ターニャの母犬はよく知らないのですが、エリもキャスも性格はお母さん似らしいです😆