サトリの思い出 最終回 誇り高きシャイロ・シェパード 後編

南オレゴン、段階を踏んで非常事態宣言を緩くしていったのはいいけれど、COVID-19のワクチンも薬もまだ開発されてないし、コロナが自滅したと言う話も聞いていないのを忘れてませんか!
って言いたいくらい、アメリカ人は何を考えているのか?

先日買い物へ行ったけど、マスクをしている人はほとんどいなくなってたし、マスク無しで至近距離でお喋りしてるし。抗議行動に参加してる人たち、マスクしないで大声で叫んでるし・・。

気分変えて!

サトリの思い出完結編!😄

6)サトリの好きな場所

基本的にどこでも、私たちと一緒ならサトリはハッピー😄でした。でも、サトリが本領を発揮するのは、自然の中にいる時。夏や秋に旅行で地方へ行くと、サトリはとても楽しそうでした。


旅行は、人間のプランで私たちが行きたい所へサトレラを連れて行きます。
でも・・・、あるサトリの誕生日。サトレラパパがサトリへのプレゼントとして、どこへでも好きな所へ行っていいよ。と言う事で、ヒールポジションではなく、彼女がリードしてサトレラパパをある所まで連れて行きました。サトレラパパは全く何処へ行くかわからなかったそうです。

何処へ行ったか・・・。

そこは、
サトリのかかりつけの獣医さんの所でした!

くにたち動物病院の副院長先生とスタッフ

サトリが突然現れてみんなもびっくりしたようですが、更にびっくりしたのは、サトリがみずからサトレラパパを連れて来た!と言う事です。最初は、サトレラパパが上手な事を言っていると思ったらしいですが、そうでないのを知った時、自分で病院へ来る子なんて見た事ない、と驚きと共に、感激してたとか😂

8)気遣いのアルファドッグ

サトリは、前述にもあるように自分のやりたいようにしたいタイプであり、みんなを配下においてコントロールをしたいタイプでしたが。自分勝手ではなかったと思います。
一緒に散歩をしていて、レイラを連れている私が遅れると、必ず立ち止まって振り返って様子をみるんです。


この二人は背が高いから歩幅が広い😖

家族だけでなく、その時一緒に散歩している人が遅れた時にもそうでした。それを見た友人は、感激してました😊

そして、私の母が亡くなった時、覚悟をしてたのでそんなショックを受けたわけではないので意外に冷静でいたのですが、喪服を着るのでそれ用の帯や草履を準備していたら、突然、悲しくなりました。
母は日舞の師匠でもあったので、私が子どもの頃は普段も着物を着ている人でした。私が着物を着る時には、いつでも着付けを助けてくれたので、もう、その母がいないんだ、と実感した途端に不覚にも胸がつまってしまって嗚咽をもらしてしまったのですねぇ💧
そうしたら、奥の部屋にいたサトリがやって来たんです。そして、数分ですが、私の隣にお座りしてくれてました。何か、それに感動し、感激の涙が出たような出ないような・・・・😍

そのサトリももう私のそばにはいませんが・・・😭

9)プライド

初めてのコスチューム😀

サトリ:なんであたしがこんなもの・・😓 レイラ:気にしない、気にしない😋

10)老兵は死なず

渡米して2年目。サトリ11歳。
シェルター(日本の保健所みたいな所)から、野良犬だったと言う1歳のメス犬、通称ハニーサックルを引き取りました。
ピーチ

サトレラパパが気に入ったのです。私はサトリと同性なのが気になりましたが、ピーチ🍑と言う名前をつけて、サトリともなぁんとなく、まぁそのうち慣れれば大丈夫そうだ・・・、の感じでした。

しかし!

それは、甘かった。ピーチが同性である他に、シェルターに来るまで社会化らしいことはしていなかったようなので、写真で見られるように自信のない子でした。分離不安もひどかったし・・・😟
だから、サトリがいつものように、耳をピンと立て、胸をはってピーチのそばに寄った時、どうしていいかわからないピーチがけんかをふっかけたのです。その時は大ごとにならずに済んだのですが1度そう言う事があると、こっちが緊張するようになってしまうわけです。
ある日、本気のけんかになりました。

その時は私しか家にいなかったし、けんかの発端は絶対に、私に原因があったはずで(2頭が近づくとドキドキしてしまってた)私にはどうにも出来ず、ピーチは小柄だったけど、ピットブル系だったのであごはかなり強かったです。噛みついたら放しません。

長い話を短く・・・・
私は早くサトリが悲鳴をあげて逃げてくれればいいと思っていました。
結局、サトリは足を噛まれたまま、最後まで、悲鳴をあげず、戦ってました。

どうやってケンカがおさまったか?

お互い疲れたからです😞

いいか悪いか、サトリ最初で最後の『戦い』は大きなインパクトを私の中に残してくれました😣


シャイロ・シェパードは、超大型犬ですが、飼い方さえ間違わなければ、本当に子供にも年配の方にも優しく頼もしい家庭犬になると思ってます。
サトリは、結構難しいタイプでしたが、セラピー犬活動をしている時、重度心身障害児センターに行きました。尻尾を踏まれたことがありましたが、ちょっとびっくりして振り返ってましたが、声をあげたり吠えついたりしなかったです。セラピー活動をしたいと言った私に、ブリーダーのJanはふさわしい子を選んでくれたと、今でも感謝感謝です。

おまけ写真です😁

アウェイのドッグランで

渡邊家の墓守スフィンクス
渡邊家って誰だ?😦




ホームグランドのドッグランでくつろぐ

長い思い出話に付き合って下さってありがとうございました。


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