厄介者から学ぶこと

忍耐勝負

『厄介者』『忍耐勝負』
なんて書くと、新型コロナウィルスの話かと思うかもしれませんね🙄

私はアル中ではありませんよ・・・😅
こう言う田舎で暮らしていると普段の生活で不便さはありますが、パンデミックと言われている今回の件では、正直言って私たちの毎日は変わっていないんです。
強いて言えば、買い物へ行くのが10日に1度が3週間に1度になり、ワイン🍷の試飲や、春から始まる色々なイベントへ行かなくなり、キャス🐕のオビディエンストレーニングに行かなくなったくらいです。買い物以外は、自分たちの趣味的なものだから、我慢出来ます・・・くらいの感じです。(でも、数日後一部のお店が再開するらしいです。ホントに大丈夫なのか?😟)

しかし!!

実は、不要不急の外出はしないと言う宣言が出てよかったのじゃないかと思うような事態になってます。

戦いです!
これも、コロナウィルスとは関係ないですよ🙃

雑草です!

こやつです。 
オランダフウロ
人間でもいますよね。一見可愛いのに、実は性格が悪い人・・・。
この雑草はまさにそれ!しかも更にしぶとい。

よく調べてみると、私の好きなゼラニウムの仲間で、食べられる草でもあるようです。パセリのような味がするとか・・。
その後更に色々調べていくうちに、薬草っぽい効果もあり、熱を下げるとか、骨の強化血液凝固にいいビタミンK が含まれているそうだけど・・・。
そして、🐮、🐴、🐑、🐐とかにとっては、いい食べ物にもなるそうですが、これは帰化植物なので、増えると在来種が押されてしまうんです。

南カリフォルニアにはこの植物に覆われたこんな風景もあって、きれいですよね。
南カリフォルニア Carizo Plain

こんなきれいなのに、何故私は目の敵にしているか?👀

この種が曲者なのです。
花が咲き終わると同時にこんな鞘に変化します。
別名を『コウノトリのくちばし
似てますよね
 これを放っておくと、
『芒(ノギ)』
こうなります!
このねじくぎみたいなのが種で、水に濡れると回転しながら地中にはいり関心ある方、ブログの最後にその様子を見せてくれる動画のURLを載せましたのでご覧下さい)、2、3年はそのまま地中で生きていけるそうです。
これが靴下🧦や、園芸用手袋🧤にひっつくと結構痛いし、犬の毛に・・特にレイラのような猫っ毛には大敵になります。
レイラ💗
これは、日本でも1957年に三重で初めて見つかり、日本でも今は帰化植物となっているそうです。
葉はロゼッタ状に生えるので地面を覆いつくし、在来種の雑草が成長できないようにしてます。

断言します!

これが、庭に生えているのを見つけた時、 

増やしたくないと思う人は

早め早めに処理すること‼
花が咲いたらすぐに花を摘んで種を作らせないようにします。でも、後から後から花を咲かせるので一番いいのは根っこごと引っこ抜くのです。地面ギリギリにもいでも、そのギリギリで花を咲かせて鞘を作ります。


でも、現実問題、我が家みたいにこんなにはびこったら

黄色で囲ってあるのがはびこってしまった部分😢

除草剤を撒けと、動画では言ってました。
でも、私は絶対に『除草剤は使わない派』ので何年かかるかわからないけれど、マニュアルで戦います😠




これが、『戦い』に臨むときの、必需品です。
草治朗と呼んでる電動草払い機/日本から買って来てもらったステンレス雑草抜き/日本の友人からのプレゼント


山羊が食べてくれるなら・・・

「うちにも山羊がいるじゃん!」

はい、います。3頭も

🐐は何でも食べる・・・って聞いた事ありませんか?
でも、違うんですよ。

アメリカでもはびこった草を山羊に食べさせるのをビジネスにしてる人もいるようですが、お腹を空かせておけば何でも食べるでしょう😉しかし、元々は鹿のように木の皮や葉っぱを食べるブラウザーと言われる部類に入ります。馬や牛は地面に生えている草を食べるグレイザーです。
特に、花ちゃんはかなり好き嫌いがあって、選びます😒

そんな訳で、花一家は、彼らに取っておいしい在来種の草を食べつくし、そこに、眠っていた種
が待ってましたとばかりに目覚めてはびこってしまったんだと思います。
花ちゃんたちがこれを食べないとなると、放牧地に山羊一家を放す意味がなくなるし、前述の様にかなり賢くタフなこの雑草だから犬たちも種のせいで放牧地で遊べなくなってしまいます。

だから、

昨日も、頑張りました!

宝石の鑑定士が、偽物のダイヤモンドを見極めるトレーニングをする時は、本物だけを見て勉強するそうですね。そうすると、偽物をすぐに見分けられるようです。
庭のあちこちに落ちている、うちの犬たちの💩💩💩💩を拾っていると目がすぐそこにいくようになるのも同じ現象ですね😁
だから、毎日この雑草と顔を合わせていると、どこへ行ってもすぐに目につくようになってしまいます😓

そんな時、草払いをしながら、フト思いました。

オランダフウロの増殖を止めたいなら、まず繁殖力の強いこの草の広がりを収めることに重点を置かないとダメじゃないのかと・・・。
それには、花を摘み取る事が必須だけど、去年あたりから成長していたものは根を深く下ろし、その1本が沢山の花を咲かせ、沢山の種を作る。根を下ろした草は引っこ抜くのが大変で、1本1本に時間がかかる。その間に新しい草が更に範囲を広めて侵略している。
と、考えるとまず最先端で繁殖(感染)を広げているものからやっつけて、古いものにとりかかればいいんじゃないかって。

今回のCOVID-19も、それかな?って。
致死率はSarsのような他のコロナより低いけれど、感染力が強く、かかると(人によっては)重症化すると言う訳ですよね。インフルエンザのように、薬もワクチンがあるでもないし。

そこで、私(病院🏥)一人で手が足りないのだから、まだ、生存している在来種の草たちが、オランダフウロ(ウィルス😈)の葉に感染し、覆いかぶされて窒息死をしてしまう前に、やっつければいいんじゃないか・・・と思いました。
こじつけですか?😂

ま、なんにしても今日は🌧だから、まったり、家で休憩です。


オランダフウロのびっくりだね!の種!🧐 http://karapaia.com/archives/52187960.html )

イラストは:”いらすとや”さん と ”じんぱち”さんより



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