自己認識の夜明け 其の参


『スクリプト』と言うアイルランドのバンド知ってますか?
今年の1月に発表された曲、<Run Through Walls>を紹介したいと思います。

Run Through Walls

【歌詞和訳】
目に見える超能力なんてないのに
キッチンに座りこんで何時間も話していると
君はいつも完璧なタイミングに現れるんだ

X線の目を持って生まれる人は誰もいない
僕が何を思ってるかを知る方法はない
でも、君はいつも僕の命を救う言葉を言ってくれる

自分には駆け付けてくれる友だちがいる
一度電話すると飛んで来てくれる友だちがいる
どこにも行き場所がなくて
自分にヒーローが必要になると
駆けつけてくれる友だちがいる

君は超人ではないかもしれない
でも、君は困難を乗り越えさせてくれる強さを持ってます
私が気弱になっている時の鋼鉄の盾です
そう君はそんな存在です

そして、母が亡くなったあの日
君は私を抱え上げて、私の涙をぬぐってくれた
その瞬間に気付いたのは

繰り返し*

君はいつも私の幸せを喜んでくれ
そして、悲しいと悲しんでくれる
私がムカついていると、私が頭に来ていることを怒ってくれる

自分たちが若い頃からずっと、僕を絶望の底から救ってくれた。
もし僕が空から落ちても、君は私を受け止めてくれるだろう
だって、友だちって言うのは愚かなことをさせないんだ
友だちって言うのは愚かなことをさせないんだ
友だちって言うのは愚かなことをさせないんだ
一人でそんな事するなって。

繰り返し*

どこにも行き場所がなくて
自分にヒーローが必要になると
駆けつけてくれる友だちがいる

駆けつけてくれる友だちがいる
ショートメールを送らないで
電話をしてくれる友だちがいる

行き場がなくなって、君を一番必要なとき
駆けつけてくれる友だちがいる


これを聴いて(読んで?)みんなが何を感じたか聞いてみたいです。

何も感じなかった。
誰かを思い出した。
切なくなった。

色々な感想があると思います。
私は、『いい曲だなぁ』と思いながら、友人たちを思い出していました。

何気なく、そこに書かれていたコメントを読んで、ハッとしました。
日本人のコメントはなかったのですが、

「この曲は悲し過ぎる。」
「僕の友人たちは想像上だから、彼らはいつも駆けつけてくれるよ。」
「ひとりぼっちも悪くないよ。」

こういったものが、多数あって、『同上』と書いてある人もいました。

みんなは、今までに『友だち』について考えた事ありますか?
私は、小学校の頃には、『友だちってなんだ?』なんて事は夢にも考えていませんでしたが、思い返せばいつも私の周りには誰かがいました。
一緒に遊ぶ友だち、一緒に勉強をする友だち・・・。
それが当たり前だと思ってたから何も考えなかったんですね。
友人がいない人っているんだろうか?なんて勿論、考えてませんでした。
<自分の環境=みんなの環境>だと漠然とそうおめでたく育ってきましたから、一人も友達と呼べる人がいない人生なんて想像もしていませんでしたよね。


そう言えば私が高校時代、4人組仲良しさんの一人に、恵まれた家庭で育った世間知らず風(世間知らずだった、とは言ってませんよぉ~😉)の子がいて「彼女はお嬢様だよね」って言ったら、もう一人の友人が、「あなたもじゃなぁ~い?」って言ってましたっけ😅今思えば、確かに、自分の世界世界🌏だったんですね😆

話は戻りますが、この曲を聴いての、寂しい感想コメントを読んで、友だちを持っていない人ってどう言う人生を歩んできたんだろうって考えてしまいました。

しかし、その答えを自分なりに見つけた・・・と思う事がありました。そこには、『家族』の在り方が大いに影響しているんじゃないか・・・と。

次回にそれは、また・・・


🐔と日向ぼっこ

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