あなたは『健全な人間関係』築いてますか? 人の心理(3)
人はその字が示すように、人と寄り添い生きている生き物です。
コミュニケーション能力を持ち、群れるのは、犬族や象も同じですが他の動物と違うのは理性を持ち、複雑な感情を生み出し、表現もします。だからこそ、面白くもあり、また難しくもなりますよね。でも、寄り添った人が『危険な人』だったら?
私も、最近そんな人たち の存在を実感してます。
じゃ、『危険な人』又は『有毒な人』ってどんな人なんだろうと思いますよね。
私がリサーチした資料によれば『安全でない人』『健全な人間関係を築けない人』みたいです。又は、毒を持った人。つまり『有毒な人』です。
じゃぁ、『安全でない人』『健全な人間関係』って「なんだ!」ってなりますけど。
私は専門家じゃないし、一口には言えないけれど子供の頃に親を見て学んだり、幼稚園や学校で友人たちから学んだり、そうして人格を、個性を形成して『健全な人間関係』を築いていくんじゃないかと・・。色んな人に出会って『安全でない人』を知るんじゃないかと。
私の人生においても、思い当たる事結構あります。
でも、ここ1,2年、どうしても理解しがたい出来事があり、多くのカウンセラーや心理療養士の動画を見るようになったら、過去の「何故?」が明らかになって来たんです。
ここからあなたの『有毒な人』になり得る人の例をいくつかあげてみます。
1.Aさんは、いつでもにこにこしていて、誰にでも親しく話しかける、いい印象を与える人です。友人が困っていると、惜しみなくサポートもするのです。
しかし、ある時から、何かが変わります。
眉を変え、人に対する態度が攻撃的になるのが見え始めます。人の言動を否定的に理解し、それが彼女の思うところに引っかかるとその人に対し、自分が言っていることは正当だとばかり相手を攻撃しはじめ、相手があやまるまでそれが続きます。
2.Bさんは、付き合っている人、Cさんが好きだと言う音楽や映画のテープを作ったり、ビデオをダビングして、プレゼントする優しい人です。Cさんが、ショッピングへ行きたいと言えば一緒に行くし、友人に会いに行くと言えば、車で送ったりもします。
しかし、実はBさんがCさんの友人に会うのは、Cさんがどんな人と親しいのかか知りたいから。Cさんが過去に付き合った人たちの事もしつこく聞きます。Cさんの仕事についても自分が気に入らないと口を出し、Bさんの希望に沿えないと言うと、ひどく腹を立て、Cさんの立場を悪くします。
Cさんが友人(同性)と会おうとするとそれを阻止します。自分がいないところで、Cさんが何かをするのが気に入らないのです。
理不尽なことを要求するBさんにある日、電話でそれを指摘したら、あやまるまで 電話を切らせません。切ろうとすると脅迫めいたことを言って切らせません。
Bさんには、”中間” ”妥協”と言う言葉は存在しません。黒か白か、ベストか最悪か。
Bさんの部屋の本棚には、沢山の本が素晴らしくきれいに並んでいます。Cさんが読んで元の場所に、以前と同じ状態で収まっていないと異常に機嫌を悪くします。
3.Dさんは、3人の子供の母親です。子供たちはもう独立しています。誰もが可愛い女性だと言う第一印象を持ちます。誰とでもすぐ打ち解けると言うわけではないけれど、人に対しての愛想もいいのです。
けれど、時々、人が「え?」 と思うようなことを言います。でも、本人はそう言ったことで相手がどう感じるかをわかっていないようです。
引っ越し先の家のレイアウトが気に入らないと「建て替えをした方がいいんじゃないの?」と言いたくなるくらいに、リフォームをし、増築までします。ほこりは良くないと言われている、肺を病んでる寝たきりの夫がいてもです。
家族が集まって食事をする時は、食べ終わるとみんなが楽しく会話をしていても、さっさと片付けを始めます。床や台所のカウンターがちょっとでも汚れているとすぐにきれいにしないと落ち着きません。
重労働は人に頼まなければいけません。賃金を支払ってるとは言え、仕事をしてくれてる自分の息子たちが身体を痛めた時、彼女は、
「それを済ませてくれないと困るのに。」「それ(非常に重いもの)を運んで欲しいんだけど。」と相手の身体より自分の予定を重要視します。
自分の非を指摘されると、自分はいつも正しいと思っているので、「(相手は)気が変になった。」のだとか、「自分はそんな事はしない。」とか、「そんな人間ではない」と延々と自己弁護し、自分はどんなひどい目にあわされたか、ひどい事を言われたかと、時には涙を浮かべ、その人を知ってる人たちに語ります。
それを指摘すると、まことしやかに「(自分は)そんな事言っていない。」と嘘をつきます。
この3つの例に共通していることは、皆、(無意識か意識しているかはわからないが)自信喪失から来ているものです。
私は日本にいる時、ナルシスト=自分を大事にする人、自分が好きな人、みたいに思ってましたが、心理学では、正確には「ナルシシスト(Narcissist)」と言います。
アメリカではNPDと言って『自己愛性人格障害(Narcissist Personarity Disorder』についてよく語られています。つまり上記にあげたような言動をする人たちです。
本人が意識してか、しないでかはわかりませんが、いくつかのパターンがあるようです。(異性間、友人家族間)
1.出会ってすぐにでも、心地よい言葉を一杯かけてくる。
(愛の爆弾)
2.あなたに利用価値と脆弱さを見出したらターゲットとなり、自分の過去の辛い経験の
打ち明け話などで共感性をくすぐり距離を縮めようとする。
(捕食者、Pity play<同情を誘う演技をする>)
3.あなたが真実ではないとわかっていることにもあからさまな嘘をついて、あなたの記
憶を混乱させる。
あなたもわかっている他の人の行為をあえて否定し続け、あなたは自分が間違ってい
るのではないかと思うようになる。
そうして、あなたの家族や友人にあなたの気が変になったと話し、あなたと彼らとの
関係に溝を作る。
(ガスライティング)
4.優しいパートナー、にこにこしていた友人、家族が突然あなたに傍若無人に振舞い始
める。(ジキルとハイド)
5.自分はいつも正しいので、他の人の都合など考えない。自分が気に入らないとあなた
の立場など考えずに口を出してくる(境界線の欠如)
6. あなた自身が思ってもいない事であなたを責める。それは、彼ら自身の衝動や素質で
それを認めたくないから、自分自身を守るためにあなたにその悪い面を押し付けようとする。
例えば、『習慣的に失礼なふるまいをしている人は常に、他人の事を失礼な人である
と非難する』『自分がお金の事ばかり考えている人は、他人もお金の事しか頭にない
人だとなじる』(投影)-Wikipediaより参照
7.人をコントロールしたがるので、『ターゲット』になった人がもはや自分ではコントロー
ル出来ないと悟ると、『ターゲット』を知っている人、『ターゲット』の兄弟姉妹を自分に都
合のいい部分だけ話して、彼らと『ターゲット』との関係を壊す。それは自分の手をそめ
なくとも『ターゲット』に精神的ダメージを与える事が出来る巧みなやり方である。
(心の三角測量、フライングモンキー<空飛ぶ猿軍団>)
上記した人たちの多くがマニピュレーター(操作する者) です。
仕事上では、そう言ったことも必要かもしれませんが、友人同士、家族同士ではしたくないですよね。1度ならず、2回も3回も「やられた!」と気づいたら、もう4回目は疑心暗鬼ですよね。
これらを読んで思い当たることがあったら【自己愛性人格障害】で検索するとよりよく理解出来ると思います。
前にも言いましたが、人はみな、ある程度のナルシシスト的部分があるのは事実ですが、上記のは人格障害で、残念ですが専門家に言わせると、薬では治せないものだそうです。
話し合おうと思っても、共感性や愛も欠如している本人は怒るだけで あなたが嫌な思いをするだけです。
ただし、本人がそれと気づけば望みはあるそうですが。
この人格障害は、親がNPD(こういう親を毒親と言う)だったり、人格を形成する時期に親の愛を受けてなかったり、ネグレクト(親が養育を放棄すること)された子供に多いのだそうです。
こう言う人たちと何か問題が起きた時には、もう離れるしかないとアメリカのカウンセラーたちは言っています。
私の知ってる人にも、このような家庭環境で育った人たちが結構います。
でも、その環境にあっても、早くに自己認識に目覚めた人たちは、NPDどころか、とても愛情深い思いやりのある大人になってると言うところでこの記事を閉めたいと思います。
コミュニケーション能力を持ち、群れるのは、犬族や象も同じですが他の動物と違うのは理性を持ち、複雑な感情を生み出し、表現もします。だからこそ、面白くもあり、また難しくもなりますよね。でも、寄り添った人が『危険な人』だったら?
私も、最近そんな人たち の存在を実感してます。
じゃ、『危険な人』又は『有毒な人』ってどんな人なんだろうと思いますよね。
私がリサーチした資料によれば『安全でない人』『健全な人間関係を築けない人』みたいです。又は、毒を持った人。つまり『有毒な人』です。
じゃぁ、『安全でない人』『健全な人間関係』って「なんだ!」ってなりますけど。
私は専門家じゃないし、一口には言えないけれど子供の頃に親を見て学んだり、幼稚園や学校で友人たちから学んだり、そうして人格を、個性を形成して『健全な人間関係』を築いていくんじゃないかと・・。色んな人に出会って『安全でない人』を知るんじゃないかと。
私の人生においても、思い当たる事結構あります。
でも、ここ1,2年、どうしても理解しがたい出来事があり、多くのカウンセラーや心理療養士の動画を見るようになったら、過去の「何故?」が明らかになって来たんです。
ここからあなたの『有毒な人』になり得る人の例をいくつかあげてみます。
1.Aさんは、いつでもにこにこしていて、誰にでも親しく話しかける、いい印象を与える人です。友人が困っていると、惜しみなくサポートもするのです。
画像:wikiHow |
眉を変え、人に対する態度が攻撃的になるのが見え始めます。人の言動を否定的に理解し、それが彼女の思うところに引っかかるとその人に対し、自分が言っていることは正当だとばかり相手を攻撃しはじめ、相手があやまるまでそれが続きます。
2.Bさんは、付き合っている人、Cさんが好きだと言う音楽や映画のテープを作ったり、ビデオをダビングして、プレゼントする優しい人です。Cさんが、ショッピングへ行きたいと言えば一緒に行くし、友人に会いに行くと言えば、車で送ったりもします。
しかし、実はBさんがCさんの友人に会うのは、Cさんがどんな人と親しいのかか知りたいから。Cさんが過去に付き合った人たちの事もしつこく聞きます。Cさんの仕事についても自分が気に入らないと口を出し、Bさんの希望に沿えないと言うと、ひどく腹を立て、Cさんの立場を悪くします。
Cさんが友人(同性)と会おうとするとそれを阻止します。自分がいないところで、Cさんが何かをするのが気に入らないのです。
画像:wikiHow |
Bさんには、”中間” ”妥協”と言う言葉は存在しません。黒か白か、ベストか最悪か。
Bさんの部屋の本棚には、沢山の本が素晴らしくきれいに並んでいます。Cさんが読んで元の場所に、以前と同じ状態で収まっていないと異常に機嫌を悪くします。
3.Dさんは、3人の子供の母親です。子供たちはもう独立しています。誰もが可愛い女性だと言う第一印象を持ちます。誰とでもすぐ打ち解けると言うわけではないけれど、人に対しての愛想もいいのです。
画像:Psychology Today |
引っ越し先の家のレイアウトが気に入らないと「建て替えをした方がいいんじゃないの?」と言いたくなるくらいに、リフォームをし、増築までします。ほこりは良くないと言われている、肺を病んでる寝たきりの夫がいてもです。
家族が集まって食事をする時は、食べ終わるとみんなが楽しく会話をしていても、さっさと片付けを始めます。床や台所のカウンターがちょっとでも汚れているとすぐにきれいにしないと落ち着きません。
重労働は人に頼まなければいけません。賃金を支払ってるとは言え、仕事をしてくれてる自分の息子たちが身体を痛めた時、彼女は、
「それを済ませてくれないと困るのに。」「それ(非常に重いもの)を運んで欲しいんだけど。」と相手の身体より自分の予定を重要視します。
自分の非を指摘されると、自分はいつも正しいと思っているので、「(相手は)気が変になった。」のだとか、「自分はそんな事はしない。」とか、「そんな人間ではない」と延々と自己弁護し、自分はどんなひどい目にあわされたか、ひどい事を言われたかと、時には涙を浮かべ、その人を知ってる人たちに語ります。
それを指摘すると、まことしやかに「(自分は)そんな事言っていない。」と嘘をつきます。
この3つの例に共通していることは、皆、(無意識か意識しているかはわからないが)自信喪失から来ているものです。
私は日本にいる時、ナルシスト=自分を大事にする人、自分が好きな人、みたいに思ってましたが、心理学では、正確には「ナルシシスト(Narcissist)」と言います。
アメリカではNPDと言って『自己愛性人格障害(Narcissist Personarity Disorder』についてよく語られています。つまり上記にあげたような言動をする人たちです。
本人が意識してか、しないでかはわかりませんが、いくつかのパターンがあるようです。(異性間、友人家族間)
1.出会ってすぐにでも、心地よい言葉を一杯かけてくる。
(愛の爆弾)
2.あなたに利用価値と脆弱さを見出したらターゲットとなり、自分の過去の辛い経験の
打ち明け話などで共感性をくすぐり距離を縮めようとする。
(捕食者、Pity play<同情を誘う演技をする>)
3.あなたが真実ではないとわかっていることにもあからさまな嘘をついて、あなたの記
憶を混乱させる。
あなたもわかっている他の人の行為をあえて否定し続け、あなたは自分が間違ってい
るのではないかと思うようになる。
そうして、あなたの家族や友人にあなたの気が変になったと話し、あなたと彼らとの
関係に溝を作る。
(ガスライティング)
4.優しいパートナー、にこにこしていた友人、家族が突然あなたに傍若無人に振舞い始
める。(ジキルとハイド)
5.自分はいつも正しいので、他の人の都合など考えない。自分が気に入らないとあなた
の立場など考えずに口を出してくる(境界線の欠如)
6. あなた自身が思ってもいない事であなたを責める。それは、彼ら自身の衝動や素質で
それを認めたくないから、自分自身を守るためにあなたにその悪い面を押し付けようとする。
例えば、『習慣的に失礼なふるまいをしている人は常に、他人の事を失礼な人である
と非難する』『自分がお金の事ばかり考えている人は、他人もお金の事しか頭にない
人だとなじる』(投影)-Wikipediaより参照
7.人をコントロールしたがるので、『ターゲット』になった人がもはや自分ではコントロー
ル出来ないと悟ると、『ターゲット』を知っている人、『ターゲット』の兄弟姉妹を自分に都
合のいい部分だけ話して、彼らと『ターゲット』との関係を壊す。それは自分の手をそめ
なくとも『ターゲット』に精神的ダメージを与える事が出来る巧みなやり方である。
(心の三角測量、フライングモンキー<空飛ぶ猿軍団>)
上記した人たちの多くがマニピュレーター(操作する者) です。
仕事上では、そう言ったことも必要かもしれませんが、友人同士、家族同士ではしたくないですよね。1度ならず、2回も3回も「やられた!」と気づいたら、もう4回目は疑心暗鬼ですよね。
これらを読んで思い当たることがあったら【自己愛性人格障害】で検索するとよりよく理解出来ると思います。
前にも言いましたが、人はみな、ある程度のナルシシスト的部分があるのは事実ですが、上記のは人格障害で、残念ですが専門家に言わせると、薬では治せないものだそうです。
話し合おうと思っても、共感性や愛も欠如している本人は怒るだけで あなたが嫌な思いをするだけです。
ただし、本人がそれと気づけば望みはあるそうですが。
この人格障害は、親がNPD(こういう親を毒親と言う)だったり、人格を形成する時期に親の愛を受けてなかったり、ネグレクト(親が養育を放棄すること)された子供に多いのだそうです。
こう言う人たちと何か問題が起きた時には、もう離れるしかないとアメリカのカウンセラーたちは言っています。
「自分の行動の問題が見えていない人を変える事は出来ない」 |
私の知ってる人にも、このような家庭環境で育った人たちが結構います。
でも、その環境にあっても、早くに自己認識に目覚めた人たちは、NPDどころか、とても愛情深い思いやりのある大人になってると言うところでこの記事を閉めたいと思います。
コメント
離れるに限る・・・・納得しています
思い出すこともしないようにしています
想う事ことで 引き寄せてしまうエネルギーが沸いてしまうような気がするので
コメントありがとうございました。
自分も改めて読み返しましたが、補足したいところもあるな、と思いました。
思い出すこともしないようにする・・・
私も前はそうでした。
だけど、年を重ねるにつけ、自分自身にも自信がついたのか、今はもう会う事もない人たちだからか、彼らのことを思い出し、こんな世の中でみんな元気でいるのだろうか。と考えます。
それに、彼らのおかげで免疫が出来たのか、会ったとしてもまさに言葉通り「毒されない」と思えるんです😊
もしかしたら、Joyさんもそんな気持ちになるかもしれないし、ならなくてもそれはそれでいいと思います。自分がハッピーでいられる人といるのが一番です❤